アレルギーなどの病気は、皮膚からの有害物質の侵入にあった

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現在は、昔と比べるとアレルギーをもっている人が多いです。これはなぜでしょうか。以前はアレルギーの人は多くありませんでしたが、現在は多くの人が何かしらのアレルギーをもっています。

この原因の多くは、あなたが使用している日用品に起因しています。今回は、日用品が体に及ぼす害について説明します。

日用品に含まれる有害化学物質

現在、使用されている日用品には多くの合成化学物質が入っています。この合成化学物質は、石油から作られています。そして、安価で使いやすく、使い捨てができるという理由から、多くの日用品に使用されるようになりました。

この合成化学物質の氾濫と同じ時期に、アレルギーなど原因不明のさまざまな障害が現れ始めたのです。合成化学物質は体内に侵入し、ホルモンに似た働きをします。そのため、侵入すると体の調整機能が混乱をきたし、さまざまな障害を引き起こす可能性があります。

以上のように、「日用品に含まれる合成化学物質は、人の体に悪影響を与える可能性がある」ということです。

皮膚からの吸収

外部から体内に何かしらの物質が侵入するとき、その侵入経路は大きく3つあります。一つ目は経口吸収です。これは、字の通り、口から体内に侵入するものです。食べ物や薬などが代表例です。

二つ目は粘膜吸収です。これは、呼吸によって体内に侵入するものです。たばこの煙や大気汚染などが代表例です。経口吸収は、体内に侵入後、肝臓で解毒されてから血液に入ります。しかし、粘膜吸収は、解毒をされずに血液に入ります。そのため、毒性の濃度が高く、体により影響を与えやすくなります。

そして3つ目が経皮吸収です。これは、皮膚から浸入するものです。日用品の多くは、この経皮吸収により体内に侵入します。

皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3層からできています。表皮は約2週間で角質層に変わります。角質は、ケラチンやセラミド脂質という物質でできており、水分をほとんど含みません。この角質が外からの異物の侵入を防いでいます。

また、皮膚は新陳代謝によって何度も再生し、剥がれ落ちるということを繰り返して、外からの異物を遮断しています。しかし、日用品に含まれる溶解剤や合成界面剤は、角質層を溶かし、有害化学物質を体内に侵入しやすくしてしまうのです。

経皮吸収により侵入した有害物質は皮下組織の脂肪に溜まる

経口吸収された有害物質は、90%以上が肝臓で分解・解毒されます。しかし、経皮吸収された有害物質は、約10%しか体外に排出されません。

皮膚から吸収された有害物質は、皮下組織の脂肪に溜まります。そして、そのまま蓄積されるか、少しずつ血管やリンパ管などを通して全身に運ばれます。

毎日、有害物質を含む日用品を使用していると、体内に蓄積されていきます。そして、蓄積量が一定に達すると、アレルギーや花粉症などの症状を引き起こす可能性があるということになります。

角質層が薄い部分は吸収量が多くなる

有害物質の吸収率は、体の部位により異なります。角質層が薄い性器は特に吸収率が高く、腕の内側の42倍の吸収率があるとされています。以下に部位別の吸収率の違いを示します(腕の内側を1とします)

かかと:0.14倍
頭:3.5倍
額:6倍
脇の下:3.6倍
顎:13倍
性器:42倍

また、成人に比べて、小児や高齢者は吸収率が高くなります。

お風呂に入ると吸収率が上がる

経皮吸収には、吸収しやすい条件が2つあります。一つ目は分子量が小さいことです。皮膚細胞に関わらず、細胞膜は「分子量が500以上の大きな物質は通さない」という特性をもっています。そして、日用品は分子量が非常に小さいものが多いため、吸収しやすくなっています。

二つ目は皮膚の温度が高いことです。皮膚の温度が高いほど、有害物質は吸収されやすくなります。つまり、入浴中は特に吸収率が高くなっているため、シャンプーやリンスには特に注意する必要があります。

以上のように、普段何気なく使っている日用品は多くの有害物質を含み、あなたの体の中に侵入します。そして、その有害物質が蓄積され、一定量に達するとアレルギーなどのさまざまな症状を引き起こします。

このように、日用品に含まれる有害物質は体のさまざま症状の原因になっている可能性があります。普段から有害物質を少しでも吸収しないように工夫することが、体を健康に保つための第一歩となります。