アトピーを悪化させる加工油脂:トランス脂肪酸を含む食品

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食用の油としては、バターなどの動物性油や、サラダ油などの植物性油があげられます。この2つの油のうち、植物性油を使用してつくられる油があります。そのような油を加工油脂といいます。

加工油脂は、体にとって非常に危険な油です。なぜなら加工油脂は、アトピーだけでなく、心臓病やがんなどのさまざまな重い病気を引き起こす原因になるからです。

加工油脂に含まれるトランス脂肪酸の危険性

加工油脂には、「トランス脂肪酸」という物質が大量に含まれています。トランス脂肪酸が体内に摂り入れられると、他の脂質と同じく、血管などの細胞膜をつくる材料となります。

ただ、トランス脂肪酸を材料にしてつくられた血管の細胞膜が古くなると、その部分の血管が破れてしまいます。このとき、心臓の血管が破れた場合は心疾患となります。また、脳の血管が破れた場合であれば、脳血管障害が起こります。どちらも命に関わる危険な病気です。

このように、トランス脂肪酸の危険性は非常に高いです。そして、このトランス脂肪酸を大量に含む「加工油脂を使ってつくられた食品」には、さまざまなものがあります。

加工油脂を含む食品としては、お菓子類、パン類、レトルト食品、インスタントラーメンなどのカップ麺などがあげられます。このように、加工油脂を含む食品は数多く存在します。

加工油脂が入っている食品を食べた場合、アトピーの発症や症状の悪化を起こすことがあります。そのため、アトピーを改善させたいのであれば、加工油脂を含む食品を食べないことが大切です。

「加工油脂を使って作られた食品を摂らない」と決意をする場合、世の中に出回っている加工食品のほとんどを口にすることができなくなります。そのため、人によっては、加工油脂を使った食品を食べないようにすることをつらいと思うかもしれません。

しかし、アトピーを改善させたいのであれば、加工油脂(トランス脂肪酸)の危険性を知り、それを絶つ必要があります。そうでなければ、いつまでもアトピーに悩まされることになってしまいます。さらに、前述の通り場合によっては、心疾患・脳血管障害・がんなどの重い疾患を起こしてしまうこともあるのです。

アトピーを改善させ、自身の体を守るためにも、加工油脂やそれを含む食品を口にしないようにしましょう。

加工油脂の種類を知る重要性

なお、加工油脂を含む食品だけでなく、加工油脂の種類についても知っておくことが重要です。加工油脂に属するものとしては、マーガリンやファットスプレッド、ショートニングがあげられます。

これらの加工油脂が食品に含まれているかどうかは、食品成分表で確認できます。このとき、食品によっては「加工油脂」と書かれているものがあれば、「マーガリン」や「ショートニング」のように、加工油脂の名前が記載されているものもあります。

表記は違っても、避けるべきものであることに変わりありません。どのような書き方であっても、加工油脂を含む食品は避けるようにしましょう。

食品によっては、手に取って食品成分表をチェックできない場合があります。例えば、ファーストフード店などで売られている食品などです。この場合は、そのファーストフード店のサイトを調べることで、加工油脂を含む食品かどうかを知ることができます。

加工油脂を含む食品の種類は多いです。そのほとんどは、インスタント食品のように手軽に食べられるものばかりです。そのため、加工油脂を避けるように意識していないと、知らないうちに加工油脂を含む食品を食べてしまうことがあります。

加工油脂の食品を食べているうちは、アトピーを改善させることは困難です。アトピーを改善し、その苦しみから解放されるためには、加工油脂(トランス脂肪酸)を避ける努力が不可欠です。