果物で子供にアトピー(果物アレルギー)を生じることがある

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人によっては、「果物は体にいい」「健康のために果物をたくさん食べよう」と考えている方がいます。しかし、子供が果物を食べる場合には注意が必要です。

果物を3歳までの子供に与えた場合、アトピーを起こしてしまう恐れがあります。このことには、果物に含まれるタンパク質が関係しています。

果物などの食品に含まれるタンパク質は、アレルギーをまねく物質である「アミン」に変化することがあります。そのため、「果物は体にいいもの」とだけ考えるのではなく、注意点があることを理解する必要があります。

果物によって発症するアレルギー

赤ちゃんが果物を食べた場合、それによってアレルギーを生じることがあります。これを果物アレルギーといいます。果物アレルギーを起こした場合、くちびるにかゆみを感じたり腫れたりします。ひどいときには、体に湿疹が表れたり、喘息を起こしたりします。

果物アレルギーの患者が大人になった場合にも、体に異常が表れます。大人の果物アレルギー患者が、リンゴやイチゴ、モモなどの果物を食べた場合、湿疹や喘息を起こしてしまいます。

さらに、大人の果物アレルギー患者の場合、花粉症のようなしつこいくしゃみ、また目・耳・口など体のかゆみといった症状を起こしやすいです。

このように、果物アレルギーを起こした場合、子供の頃だけにとどまらず大人になってもアレルギーの苦しみが続いてしまいます。そのため、子供の健康を考えるのであれば、果物を食べさせるのは3歳を過ぎてからにするべきです。

3歳を過ぎた子供であれば、果物を食べても特に問題はないとされています。子供の年齢が3歳を過ぎた場合には、果物に対してそこまで神経を使う必要はありません。

また、3歳までの子供をもつ親では、食卓に果物自体を摂り入れない方がいいです。なぜなら、親が果物を食べているところを見れば、ほとんどの子供が「自分も果物を食べたい」と考えるからです。

3歳までの年齢に限らず、子供は好奇心が旺盛です。そのため、親の目が届かないところで、こっそり果物を食べてしまうかもしれません。そうなれば、知らない間に自分の子供が果物アレルギーに侵される恐れがあります。

ここまで述べてきた通り、3歳までの子供がいる家庭では、大人も含めて果物を食べないようにするのが賢明です。果物が好きな人にとって、これはつらいことかもしれません。しかし、この方法であれば、親の知らないところで子供が果物を食べるという事故を避けることができます。

果物ジュースは問題ないのか

果物を使った食品として、果物を使ったジュースがあげられます。果物ジュースのうち、一般的にスーパーや自動販売機で売られているようなものであれば、飲んでも問題はないとされています。

一般的な果物ジュースをつくる場合、ジュースの原料となる果物を加熱処理します。すると、果物に含まれるタンパク質は、変質を起こします。つまり、そのタンパク質の本来の働きが失われるわけです。

しかし、果物をミキサーなどで細かくして作ったジュースの場合には、果物を加熱処理することはありません。つまり、果物に含まれるタンパク質が変質を起こしません。そのため、ミキサーなどでつくった果物ジュースの場合、果物と同様に3歳までの子供に与えないようにするべきです。

一般的に、果物は健康に良いイメージをもたれることが多いです。しかし、食べ方を間違えると、場合によってはアトピーや果物アレルギーを起こしてしまいます。そうなると、長い間治療を行わなければなりません。そのため、3歳の子供をもつ親は、まずは果物の危険性を正しく理解する必要があります。その上で、果物を避ける努力をすることが重要です。