アトピーを改善させる方法と流れ:食事療法、ステロイド薬

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アトピーの症状が強く表れているとき、アトピーが起こっていない部分の皮膚まで、症状が拡大していきます。つまり、炎症を生じていなかった場所にまで炎症が起こっていき、かゆくなかった部分までかゆみを感じるようになっていきます。

このような現象は、アトピーを起こしている元を絶たなければ止めることができません。そして、アトピーを起こす元となるものとして「間違った食事」があげられます。つまり、アトピー患者がアトピーを治すためには、食事内容の改善が不可欠になるわけです。

また、アトピーでかゆみや炎症などがひどくて耐えられないといったときのステロイド薬の使用も、アトピー改善に有効な手段となっています。しかし、ステロイド薬を塗るだけでは、アトピーの症状を抑えることはできても、アトピーを治すことは難しいです。薬というのは、一時的に症状を緩和させるだけであり、根本原因を取り除くわけではないからです。

そして、アトピーを改善するためには、その順序を知っておくことが重要です。そこで、アトピーをどのように治療していくのかについて、流れを2ステップで述べていきます。

ステップ1:アトピーの悪化をまねく食事をやめる

アトピーの症状を改善させるためにまず重要となるのは、「アトピーの悪化を招く食事をやめる」ことです。そのような食事にあてはまるものとしては、「牛肉などの動物性タンパク質の摂り過ぎ」や「マーガリンなどの植物性油脂の摂取」があげられます。

これは、多く摂り過ぎてしまった動物性タンパク質や植物性油脂が、腸内に存在する悪玉菌(体にとって害となる働きをする菌)のエサになってしまうことが関係しています。

動物性タンパク質の過剰摂取や、植物性油脂を摂り過ぎてしまう食生活では、腸の中の悪玉菌が大量のエサを獲得することになります。それにより、腸内の悪玉菌の数が増えてしまいます。

さらに、増殖した悪玉菌によって、大量の毒素が放出されます。その毒素は皮膚の表面に送られ、それによって皮膚が壊されていってしまうわけです。

そのため、アトピーを改善させたいのであれば、まずは、動物性タンパク質や植物性油脂の摂取量を見直すようにしてください。そして、それらの食材が悪玉菌のエサにならないように調整しましょう。

ステップ2:皮膚に表れた症状を抑える

アトピーの症状が強く表れているとき、強いかゆみにおそわれることになります。そして、このかゆみの症状に耐えることができず、皮膚をボロボロになるまで掻いてしまうアトピー患者は多いです。

このように、激しいかゆみを感じた場合、それを我慢するのは非常につらいものです。そのため、アトピーのかゆみが発生したときには、がまんせずにステロイド薬を使うようにします。

具体的には、アトピーでかゆみを感じたとき、できるだけ早いうちにかゆみが発生した部分をきれいに洗います。それから、かゆみを生じた場所にステロイドを塗るようにします。

さらに、このとき使用するステロイド薬は、症状を抑えるのに十分な強さをもつ物である必要があります。症状の度合いに適したステロイド薬を塗った場合であれば、アトピーによるかゆみを抑えることができます。さらに、皮膚の炎症なども鎮めることにも有効です。

しかし、腸内に悪玉菌が多く存在している状態では、ステロイド薬を塗って症状を鎮めても、再び皮膚の状態が悪化する恐れがあります。そのため、食生活を改善したうえで、ステロイド薬の使用を検討するようにしてください。

また、アトピー患者の皮膚は、皮膚の機能が十分に果たされず、乾燥しがちになっています。そのため、皮膚の保湿もアトピーの改善には重要となります。

このように、アトピーを改善させるためには、体の内側と皮膚の両方を治療する必要があります。これらを正しく実行していくことで、アトピーが改善され、かゆみや炎症が起こらなくなっていきます。