レストランでの外食やスーパーの惣菜は、アトピーを悪くする

b6179c9928b387bc3be218e4ea4dcdb6_s

家に食べるものがなかったり、料理を作る気力がなかったりした場合、レストランなどでの外食やスーパーで売られている惣菜で食事をすませてしまうことがあります。とくに外食であれば、後片付けの必要がないため、非常に楽です。

しかし、食事を外食や売られている惣菜ですませた場合、栄養バランスが崩れてしまいます。このことが、アトピーの発症や悪化を起こす原因になります。

外食では、ビタミンB1・B2・B7(ビオチン)が不足する

レストランの外食やスーパーの惣菜によっては、野菜が使われている場合があります。このような野菜は、まとめて工場で調理されています。工場で調理されている野菜は、何度もくり返し洗われます。また工場では、野菜を煮たときに出る「栄養を含む煮汁」をすべて捨てます。

野菜には本来、ビタミンB1が含まれています。野菜に入っているビタミンB1は、軽く水洗いするだけでも約30~50%洗い流されてしまいます。

そのため、工場で何度も洗われるうちに、野菜に残っているビタミンB1の量は、どんどん減っていきます。その上、野菜の栄養を含む煮汁まで捨てるのですから、野菜に残っているビタミンB1は、ごくわずかになってしまいます。

また、アトピー患者に重要なビタミンの1つとして、ビタミンB2があります。ビタミンB2を十分に補給できないと、皮膚の粘膜が傷つきます。これにより、アトピーの症状が悪化してしまいます。

スーパーなどで売られている惣菜は、照明の光を浴び続けています。このとき、食品が2時間以上の光に当たり続けた場合、その食品に含まれるビタミンB2は、約70%も減少してしまいます。そのため、長時間、店頭で売られている惣菜を食べた場合、ビタミンB2をほとんど補うことができません。

さらに、アトピー患者にとってビオチン(ビタミンB7)も重要な存在です。ビオチンが不足した場合、皮膚の表面が崩れ、アトピー症状が悪化します。

外食や売っている惣菜には、揚げ物などの脂っこい食品が数多く存在します。脂っこい食品を食べると、その分解のためにビオチンが消費されます。そのため、脂っこいものを食べるたびに、アトピーが悪い状態に向かってしまいます。

このように、外食や売られている惣菜を食べる生活では、アトピー患者に必要なビタミンB1・B2・B7(ビオチン)の不足を起こしてしまいます。

食生活を見直し、アトピーを改善させる

こうした食品で食事をすませるのは、とても楽です。しかし、その分だけアトピーの症状は悪化していきます。そのため、アトピーを改善したいのであれば、外食や売られている惣菜を食べないようにしなければなりません。

たとえば、普段の食事は家でつくったものにしましょう。そうすれば、ビタミンB1・B2・B7(ビオチン)の不足を避けることができます。

しかし、この方法には1つ注意点があります。それは、スーパーなどで売られているカット済みの野菜を使わないことです。カット済みの野菜の場合、カットした後に消毒液で洗われています。もし、カット済みの野菜を食べてしまうと、野菜からビタミンを補えないため、アトピーの症状がさらに悪くなってしまいます。

そのため、家庭で野菜を使う場合には、カットされていないそのままの状態の野菜を選ぶ必要があります。生の状態の野菜を調理するのは、人によっては面倒に感じるかもしれません。しかし、楽な方向に逃げてしまうと、その分だけアトピーが悪化してしまいます。

アトピーを改善させるには、普段の食生活にも気を付ける必要があります。そして、面倒であっても正しい努力を続けていくことで、アトピーの症状を改善していくことができます。