糖質の摂取によってアトピー症状が悪化する

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私たちの体に役立つ働きをする菌として、善玉菌が存在します。善玉菌は、糖質をエサとしています。この情報だけだと、糖質を摂ることは体にいいように思えてきます。

しかし、糖質は悪玉菌(私たちの体に有害な働きをする菌)のエサにもなります。そして、糖質を摂取した場合、アトピーの症状が悪化するといわれています。

なぜ、アトピー症状が糖質の摂取で悪化するのか

糖質の摂取によるアトピーの悪化には、無機質の1つである亜鉛が大きく関わっています。亜鉛には、糖質を分解するための酵素をつくる役割があります。そして、「糖質分解に必要な亜鉛」の量は、摂った糖質の量に比例します。

つまり、体内に多くの糖質が存在すると、その分だけ亜鉛が糖質分解のために使われるようになります。要は、糖質を摂り過ぎた場合、亜鉛が不足してしまうことがあるのです。これにより、皮膚炎や抜け毛などが引き起こされます。さらに、アトピーが悪化してしまうこともあります。皮膚にとって、亜鉛は不可欠な物質だからです。

また、糖質を多く摂り過ぎてしまうと、たとえアトピー患者でなくても、アトピーのようにかゆみが起こったり、皮膚に模様ができたりします。そのため、アトピー患者かどうかに限らず、糖質を摂り過ぎないように注意しなければなりません。

食品に含まれる糖質の量を把握する

糖質を含む代表的な食品として、お菓子があります。お菓子には、チョコレート、ケーキなど、さまざまなものがあります。そして、これらのお菓子には、大量の砂糖が含まれています。

お菓子にどのくらいの砂糖が含まれているかは、そのお菓子の食品成分表で確認することができます。ほとんどのお菓子は、食品成分表の最初の方に砂糖が書かれています。

食品成分表に書かれている素材や成分の順番は、多く入っているものほど最初の方に書かれます。つまり、お菓子に含まれる砂糖の割合は、非常に高いわけです。

お菓子によっては、食品成分表にブドウ糖・果糖・トレハロース・ソルビトールなどが書かれていることがあります。これらはすべて砂糖にあてはまります。そのため、食品成分表をチェックする場合には、砂糖の種類を把握したうえで「砂糖にあてはまるものがないか」を確認してみてください。

清涼飲料水を避けるべき理由

また、お菓子の他にも注意するべき食品があります。それは、カフェオレやオレンジジュースなどの清涼飲料水です。清涼飲料水のほとんどには、大量の砂糖が含まれています。

清涼飲料水の食品成分表を確認したとき、そのほとんどで最初の方に砂糖や砂糖の仲間(ブドウ糖など)が書かれています。

たとえば、砂糖入り缶コーヒーの食品成分表を見たとき、コーヒーよりも最初の方に砂糖が書かれているケースもあります。また、スポーツドリンクを健康的だと判断してたくさん飲む人います。ただ、これは大変危険です。スポーツドリンクにも、オレンジジュースのような飲み物と変わらないくらいの砂糖が含まれています。

清涼飲料水は、お菓子に比べて体内に摂り入れやすいものです。そのため、次々に飲んでしまいがちです。この場合、気が付かないうちに大量の砂糖を摂ってしまう恐れがあります。清涼飲料水を飲むのはできるだけ控えなければなりません。

のどが渇いた場合には、清涼飲料水の代わりに水を飲むようにしてください。当然ながら、水には砂糖が全く含まれていません。清涼飲料水を飲むことに比べて、水を飲むことの方がはるかに健康的といえます。

砂糖の摂り過ぎは、アトピーだけでなく、体に大きな悪影響を与えます。そのことを理解したうえで、砂糖を多く含む食品を把握してください。そして、砂糖の摂り過ぎを避け、自身の健康を守ってください。