便秘を引き起こす5つの生活習慣と改善方法

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便秘は、日本人の多くが悩まされる症状です。また、便秘は腹部痛などの不快感だけでなく、さまざまな病気にもつながる怖いものです。しかし、ほとんどの人がそのことを知らないため、便秘を軽視しています。

これは医療従事者にしても同様です。病院に行っても、一時的に症状を緩和させる薬が処方されて終わるのが通常です。他にアドバイスがあったとしても「食物繊維を摂りましょう」など、一般人でもわかるようなことしか言われません。

便秘は、先ほど述べたように放っておくと多くの病気につながります。また、便秘は初期の段階で対処しておかないと、頑固な便秘になりやすいというのも特徴です。多くの場合は、ちょっとした生活習慣の崩れによって便秘が引き起こされ、重症化します。

そこで今回は、便秘を引き起こす生活習慣について解説します。

便秘のきっかけは些細なこと

生まれたときから便秘の人はいませんし、何かがあって急に便秘になる人も少ないです。「いつの間にか便秘になっていた」という人がほとんどです。

しかし、この「いつの間にか」には必ず原因があります。それは、日常のちょっとした行動や生活習慣の積み重ねが要因であることがほとんどです。その要因は、大きく8つありますので、以下に示します。

・便意の我慢
・朝食抜き
・睡眠不足
・水分不足
・運動不足
・加齢
・ホルモンバランスの崩れ
・病気や薬の影響

このような些細なことから、便秘は引き起こされます。

日常生活の5つの注意点で便秘は改善する

先ほど挙げた8つの中でも、普段からあなたが注意することで防ぐことができるものもあります。そのことについて、解説します。

便意の我慢

正常な状態では、直腸に便が達すると便意が生じます。しかし、忙しかったり、職場でトイレに行きたくなかったりなどの理由で、この便意を我慢する人は多いです。

便意を我慢するということは、便を無理やり体内に留めることを意味します。これは、正常な体のメカニズムに逆らっていることになります。体は体内で起こる現象を無視し続けると、「起こる必要がないもの」と判断し、その後からその働きを生じないようにします。

便意も同様であり、無視し続けると、直腸に便が到達しても便意を感じないようになります。このような理由からも、便意は我慢しないように気をつけることが大切です。

朝食抜きや小食

便は食べた物の残りかすですから、食べる量が少ないと、当然便の量も減ります。また腸の運動は、食べ物が胃腸に入ることによって引き起こされます。

そのため、朝食を抜くと2重の理由で便秘につながります。

睡眠不足

排便には、自律神経の働きが大きく関係しています。とくにリラックス時に働く「副交感神経」の作用によって排便が促されます。

睡眠不足は、自律神経のバランスを崩す原因になり、副交感神経が上手く働かなくなります。そのため、睡眠不足も便秘の原因になります。また、夜遅くまで起きているなど生活リズムが崩れていると、睡眠時間が十分でも自律神経に悪影響を与えます。

水分不足

便は、ほどよく水分が含まれた軟らかい状態でないと、すっきり出すことができません。とくに夏は汗によって体内の水分が失われやすくなっています。

また、夏はエアコンの影響で自律神経のバランスも崩れやすいため、そのことも便秘の要因になります。

運動不足

腸の動きには、腹筋が大きく関係しています。そのため、普段から運動不足のため腹筋を使っていないと、腸の動きも悪くなります。また、ウォーキングなどの運動でも腸の動きが促されることが分かっています。

このように運動不足は、腸の運動を低下させる要因になります。これには加齢も関係しており、加齢による筋力低下も結果的に腸の動きを悪くする原因になります。

そのため、普段から運動習慣をつけておくことが大切です。

以上のように、便秘のきっかけは些細なことである場合がほとんどです。まずは上記の中から、あなたが思い当たるものの中で改善できそうなものから見直してみてください。