腸内環境を整え、便秘を解消する食事内容:乳酸菌、発酵食品

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便秘は多くの人が悩まされている症状です。そして、ほとんど人がその悩みを改善できずにいるのが現状です。また、病院に行っても一時的に症状を緩和する薬が処方されるだけです。これは、多くの人が便秘の原因を知らないのが大きな要因です。

便秘の原因の多くは、その人の生活習慣にあるため、病院に頼っても根本的に改善することは少ないです。そこで今回は、便秘の原因と自分でできる対処法について述べます。

便秘の原因は腸内環境の悪化にある

便秘の種類は大きくわけて3つあります。それは「ストレス型」と「腸の運動不全型」、「直腸・肛門型」の3つです。そして、この3つに共通して言えることは、腸内環境が悪くなるということです。

腸内環境は、便秘によって便が溜まることによっても起こりますし、先に腸内環境が悪化することによっても便秘になります。そのため、どちらが原因にしても腸内環境を整えることが重要になります。

腸内環境は、腸内に住む腸内細菌によって決定されます。腸内細菌とは、腸内を整える「善玉菌」、逆に悪影響を与える「悪玉菌」、その2つの優位な方に味方する「日和見(ひよりみ)菌」の3つのことを指します。

この3つのバランスが整っていると、腸内環境は良い状態といえます。

また、この3つのバランスは通常、「善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7」であることが良い状態とされています。つまり、腸内細菌は圧倒的に日和見菌の割合が多いのです。

日和見菌は、善玉菌と悪玉菌のうち優位な方に見方をすることは先ほど述べました。つまり、腸内環境はちょっとした変化で善玉菌優位にもなるし、悪玉菌優位にもなるということです。そのため、普段の生活から善玉菌が優位な腸内環境になるように、生活習慣を心がけておくことが大切です。

乳酸菌、発酵食品は腸内環境を整える

そして、善玉菌を優位にするためには、食事にも気を付ける必要があります。その中でも乳酸菌、発酵食品は普段の食事にも取り入れやすく、お勧めです。

乳酸菌・発酵食品は腸内の善玉菌を増やす役割があります。乳酸菌は腸に届く前に死んでしまうと言われることもありますが、もし死んだとしても善玉菌のエサとなるため、結果的に善玉菌を増やしてくれます。

また、善玉菌のエサとなるものには、オリゴ糖や乳糖などの糖分もあります。そのため、これらの糖分も一緒に摂ると、より効果的です。

乳糖は牛乳などの乳製品に多く含まれ、オリゴ糖はハチミツなどに豊富に含まれます。さらに、油分、とくにオリーブオイルは便秘に効果的です。油分は潤滑剤となり、便の出をスムーズにしてくれます。とり過ぎは問題ですが、適度な摂取は便秘の解消に不可欠です。

また、オリーブオイルは小腸を刺激して排便を促す働きがあります。そのため、便が溜まっていると感じたときは、1日大さじ2杯程度のオリーブオイルを飲むと良いでしょう。

日本人はもともと発酵食品を多くとる傾向にありますが、洋食中心になるとその摂取量は大幅に低下します。そのため、普段の食事が洋食中心になっている人は、まずは和食中心の食事にすることが大切です。それだけで、食事内容が改善されて腸内の細菌バランスが良い方向に向かいます。

以上のように、便秘と腸内環境は密接に関係しています。便秘が解消すると腸内環境も整いますし、腸内環境が整うと便秘も解消します。

そして、腸内環境を整えるためには、乳酸菌や発酵食品など普段の食事が大切になります。ちょっとしたことですが、日常での食事に少し気をつけるだけで、腸内環境は劇的に良くなります。このような理由からも、便秘で悩んでいる方は、食事の見直しから行うことをお勧めします。