便秘を解消する食材:オリーブオイル

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便秘は多くの人が悩まされている症状です。そして大半の人は、その症状を放っておくか、市販されている、もしくは病院で処方された薬で一時的に症状を緩和しているだけ、というのが現状です。

放置しておくと、便秘はさまざまな疾患につながる怖い病気です。また、ほとんどの便秘の原因は生活習慣にあるため、薬によってその症状が根本的に解消されることは少ないです。

便秘を根本から改善するには、あなた自身が生活習慣を見直し、その対策を行っていくことが必要です。そこで今回は、生活習慣の中でも便秘を解消する食材について述べます。

オリーブオイルに含まれるオレイン酸

オリーブオイルが便秘の解消に効果的なことは、よく知られています。とくにイタリアでは、子供の便秘予防にオリーブオイルをスプーン一杯飲ませている家庭が多いようです。適量の油は腸を活性化させます。また、比較的短時間で腸に達するので、即効性もあります。

オリーブオイルが便秘に有効な理由は、オリーブオイルに含まれる「オレイン酸」という物質の効果によるものです。オレイン酸とは、脂質の主な成分のうちの一つです。

オリーブオイルには、100ミリリットル中94ミリグラムの脂肪酸が含まれます。このうち、75パーセントがオレイン酸、10.5パーセントがリノール酸という割合になっています。他の油と比べると、明らかにオレイン酸が多く含まれていることになります。

オレイン酸は他の油と比較すると、小腸での消化を受けにくいという特徴があります。そのため、便が溜まっている大腸に刺激を加えやすく、大腸の運動を促します。

生で摂取する

このように、腸の運動を促す作用のあるオリーブオイルですが、生で摂取することがお勧めです。確かに、オリーブオイルは熱に強いとされていますが、高熱にさらされると、油が酸化してしまいます。

実際にオリーブオイルを使用する際は、「エキストラ・バージン・オリーブオイル」がお勧めです。これは、オリーブの実をそのまま絞って採取したもので、オリーブオイルの中でも良質のものといえます。

さらに、エキストラ・バージン・オリーブオイルは、酸化しにくく、味や香りにクセが少ないのが特徴です。具体的には、そのまま飲んでも良いですし、パンにつけたり、サラダのドレッシング代わりに使用したりするのも効果的です。とくに、サラダは食物繊維が多いため、2重の意味でも便秘の解消に有効です。

ただ、オリーブオイルは体に良いといっても油です。そのため、オリーブオイルの摂取を進めると、肥満を心配する人も多いです。確かに、良質の油といっても、摂り過ぎは肥満の原因になります。しかし、通常の食事をしており、そこに大さじ1~2杯のオリーブオイルを加えても、健康に悪影響を与えることはほとんどありません。

むしろ、オリーブオイルに含まれる脂肪の種類は、日本人に不足しがちな重要な成分なので、積極的に摂取することをお勧めします。

オリーブオイルは、「悪玉コレステロールを減らす」「がんを予防する」など、体にとってさまざまな良い働きをすることが分かっています。便秘でない人でも、普段オリーブオイルを料理に使う習慣がない人は、積極的に摂るようにしてみてください。

以上のように、体に悪影響を与える印象の強い油ですが、その中でもオリーブオイルは体へ良い働きをすることが明らかになっています。とくに、便秘に対する効果は高いです。

便秘で悩んでいる方は、普段使っている油をオリーブオイルに変えたり、朝からスプーン一杯のオリーブオイルを飲む習慣をつけたりしてみてください。日常生活にオリーブオイルを積極的に取り入れることで、あなたの便秘は解消するかもしれません。