軽い便秘を自力で治す方法:市販薬(OTC)を使う便秘改善法

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便秘は多くの人が悩まされている症状です。そして、その大半が放置しておくか、市販薬や病院で処方された薬で一時的に緩和しているのが現状です。

確かに便秘の改善に薬が必要な場合もあります。しかし、薬だけでは便秘を解消できません。

薬と併用して、自分自身で行う生活習慣の見直しも含めたリハビリが必要になります。とくに軽症である場合は、自宅での対処だけで治ることもあります。そこで今回は、軽い便秘の人が自宅で行える生活習慣の見直しについて述べます。

腸のリハビリ

ここでいう軽症の人とは、下剤の服用量が決められた量をわずかに超えている、あるいは規定量内でも長期間常用している人を指します。お腹の張り感などの症状はあるが、薬には依存していないレベルです。

このような状態では、早期に自分でリハビリを行うことにより、病院に通うことなく便秘を改善できる可能性があります。

リハビリ初日

まずは腸内のリセットから行います。ここでは市販されている薬を用いて、溜まった便を出すことから始めます。このときの注意点は、使用する下剤を依存性の高い「アントラキノン系」のものではなく、「塩類下剤」にすることです。

これらの下剤を空腹時に服用し、その後は水分を多めに取ります。

そして溜まった便を出しきった後は、腸内環境を整える「乳酸菌」を多く含むものを摂ります。この場合は、ヨーグルトなどの食品よりも、錠剤や粉末などのいわゆるサプリメントの方が効果的です。

摂取量は説明書を参考に、規定された範囲内で使用してください。

これらのサプリメントを摂取して約5時間が経過した後は、腸を活動的にするためのジュースを飲みます。このとき飲むジュースには、腸内環境を整える乳酸菌やオリゴ糖、腸の動きを良くする食物繊維などを多く含むものが向いています。

例えば、ヨーグルトとバナナ、豆乳、ハチミツなどで作ったジュースは手軽にできて効果的です。

また、このジュースを飲んだ初日は、これ以外の固形物は口にしないようにします。便秘の人は腸の働きが悪く、食べ物の消化と吸収に負担がかかっています。そのため、最初は負担を減らして腸を休ませる必要があります。

もちろん水を飲むことは問題ありません。むしろ、他の食品からの水分摂取が少なくなるので、水は普段より多めに摂ってください。

リハビリ2日目以降

2日目以降は、食事療法を徹底します。ここからは、初日でリセットした腸の状態を維持することが重要になります。

そのため、排便を促すように水、食物繊維、オリーブオイル、マグネシウム、乳酸菌、オリゴ糖を多く含む食品の摂取を心がけます。また、初日に飲んだジュースを毎朝飲み続けると、さらに効果的です。

軽い断食を行った後なので、最初は通常よりも少ない食事から始めるようにしてください。とくに食物繊維は摂り過ぎると逆に便秘を促進してしまう可能性があるので、少しずつ増やすことが大切です。このような食事を続けると、便秘が軽度であれば約1週間で解消するはずです。

そして大事なことは、便秘が一度改善した後もこのような食生活を継続することです。もし、以前のような食事に戻るとまた便が出ないようになる可能性が高いです。

このように、軽度の便秘であれば、ちょっとした工夫で解消させることができます。あまりに極端な食事制限は逆に便の出を悪くしますが、今回説明したような方法ではそのような心配はありません。明日からでも行えるリハビリですので、軽い便秘の人はぜひ行ってみてください。