便秘改善のための食事のルール:朝食、昼食の重要性

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便秘は、多くの日本人が悩まされている症状です。そして、そのほとんどが放っておくか、市販されている薬または病院で処方された薬で対処しているというのが現状です。しかし、便秘の原因の多くは生活習慣にあるため、そのような対処では改善しません。

便秘を根本的に解消するには、あなた自身の生活習慣を見直し、改善するほかありません。一時的に症状を緩和する目的で薬を使用することは良いですが、それを慢性的に常用してしまうと、逆に症状を悪化させる要因になります。

そして、便は食べ物の消化、吸収、排せつという一連の流れの中で作られます。この中で、あなたの意志で行えることは、口に入れることと肛門を開閉することのみです。

そのため、食事に関する生活習慣を整えることは、便秘改善のために必須になります。そこで今回は、便秘を改善するための食事法について解説します。

1日3食しっかり食べる

人間における体の反応にはリズムがあります。例えば、「朝起きて夜寝る」などはその代表例です。これと同様に、排便にもリズムがあります。そして、そのリズムにおいて、朝が最も排便に適しているとされています。

また排便には、胃腸に食べ物が入ることによって起こる反射が大きく影響します。例えば、胃に食べ物が入ると、腸の自発的な動きが促されます。

なお、大腸の一部である直腸に便が入ると、便意が生み出されます。つまり、排便を適切に行うには、しっかり食事をすることによって、これまで述べてきたような反射を誘発することが必須です。

これに加えて、先程述べたように、排便に適した時間は朝になります。つまり、朝食をしっかり摂ることは、排便に関わる反射を誘発することを促すため、便の出がスムーズになるのです。また、朝食をとる意味は他にもあります。

自律神経が働くことで排便は誘発される

排便には自律神経が深く関係しています。自律神経は興奮時に働く「交感神経」と、リラックスしているときに働く「副交感神経」の2つに分けられます。排便は、副交感神経が働くことで誘発されるため、自律神経のバランスが整っていることはとても大切になります。

自律神経は人の体に備わっている生体リズムが整うことで、正常に働きます。

人の体のリズム(体内時計)は約25時間で動いています。しかし、実際の1日は24時間であるため、この2つには約1時間のズレがあります。このズレを調整することで体内時計は整います。そして、その差を調整する一つのポイントが「朝の活動内容」になります。

生体リズムの調整に最も影響するのは光です。そのため、朝日を浴びることは重要とされています。そして、光の次にリズムの調整に関与するのが朝食です。

朝の決まった時間に朝食を食べることで、毎日その時間に体内時計がリセットされます。つまり、朝食を食べることで生体リズムが整い、自律神経のバランスが良くなります。そうなると、副交感神経が正常に働くため、排便が促されるということです。

昼食の重要性

なお、意外とその重要性が見逃されがちなのが昼食です。午前中は、交感神経が活発に働くため、集中力が高まる時間帯です。そして、昼食はその交感神経の高まりを一時的にクールダウンさせる働きがあります。つまり、自律神経のバランスを調整する役割があるということです。

そして、先ほど述べたように、排便は副交感神経が働くことで促されます。そのため、昼食を摂ることで自律神経のバランスが整うと、排便が促されるということです。また、昼は一日の中で一番消化力が高くなるといわれており、栄養補給という意味でも、昼食はしっかり食べるべきです。

以上のように、食事を決まったリズムで食べることは、排便を促すことにつながります。特に朝食はリズムの形成に関わるため、もし朝食を抜いている場合はしっかり食べるようにしてください。