女性の性器が臭いやすい理由:スソワキガとケア方法

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体臭の中でも、性器のニオイは相談しにくい悩みです。特に女性は、性器のニオイが強くなりやすく、年齢を重ねるにつれてその問題は大きくなります。

性器のニオイを気にしている人は多いですが、性器は元々ニオイを発しやすい場所であり、誰にでもニオイはあります。まずは、そのことを理解しておかないと過剰に悩み過ぎることになります。

そのことを知った上で、性器のニオイについて考える必要があります。そしてニオイが発する理由を理解することで、ニオイを抑えることができるようになります。そこで今回は、女性の方が性器のニオイが強い理由について述べます。

女性の性器が臭う理由

性器のニオイは、男女ともに起こる悩みです。しかし、圧倒的に性器のニオイを気にしているのは女性です。これは、女性の性器における構造上の問題があります。

女性の性器は、男性の性器と違い体の奥に入り込んでいます。男性の場合、体の外に出ているため汚れが溜まりにくく、清潔を保ちやすいです。しかし、女性のように性器が体の中に入り込んでいると、洗いにくいという理由もあって汚れが溜まりやすいです。

それに加えて、外陰はヒダなどで凹凸が多く複雑な形をしているため、さらに汚れが落ちにくい構造をしています。

また、内部には「おりもの」や「血液」のほか、さまざまな分泌があります。このように、性器の内部でいろいろなものが混ざることで、性器に独特のニオイが作られます。そのため、女性の性器はニオイを発しやすいのです。

そもそも女性であろうと男性であろうと、性器の周りには「アポクリン腺」や「皮脂腺」といったニオイを作り出すものが多く存在します。それに加えて毛と下着で覆われているため、ニオイがこもりやすくなっています。

このような共通した特徴に加えて、先ほど述べたような構造上の問題が加わるため、女性の性器は特にニオイを発しやすいと考えられます。

性器における「ワキガ」

今まで述べたように、性器は元々ニオイを発しやすい場所です。その中でも、性器から「ワキガ」のような強い独特のニオイを発する人がいます。これは、「スソワキガ」と呼ばれます。

性器のニオイは、汗や皮脂、性器内の分泌物など、さまざまなものが混ざり合って作られたものです。しかし、スソワキガは、脇におけるワキガと同じように、汗腺から分泌される汗だけで作られるものです。

汗腺には、全身に分布する「エクリン腺」と、脇や性器などの特定部位に存在する「アポクリン腺」の2つがあります。エクリン腺は、成分の99パーセントが水であるためニオイの元にはなりません。一方でアポクリン腺には、タンパク質や脂質、アンモニアなど、ニオイを作り出す物質が多く含まれています。

ワキガは、アポクリン腺が生まれつき多く存在するために起こります。スソワキガも同様であり、遺伝的にアポクリン腺が多い人がなりやすいものです。

スソワキガの場合、場所も場所であるため、自分でケアを行うのも難しいです。そのため、あまりにニオイが強い場合は、専門家に相談することも大切です。

また、性器のニオイが強い原因には、病気によるものもあります。性器や腟に炎症があったり、感染を起こしていたりすると、「オリモノ」が異常なニオイを発します。そのような場合も、医者に診てもらう必要があります。

性器のニオイが気になる場合、ほとんどは洗い残しによるものです。しかし、あまりにニオイが強い場合は、スソワキガや病気によるものであることもあります。そのため、いつもと違うニオイがしたときは注意が必要です。

今回述べたように、女性の性器は構造上ニオイを発しやすいものです。しかし、中には自分自身のケアでは解消できない場合もあります。あまりにニオイが強く、普段と違うニオイがした場合は、病院に行くようにしましょう。

そうは言っても、ほとんどは洗い残しによるものです。そのため、まずは、性器の特徴を知ることで、適切なケアを行えるようになりましょう。