加齢臭の特徴を知る:ニオイが起こりやすい部位と時間帯

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加齢臭は、体臭の中でも悩んでいる人が多いものです。特に男性は30~40代くらいから発生し始め、この頃から、ニオイの変化を気にし始める人が増えます。

このような加齢臭は誰にでも起こることであり、完全に避けることはできません。しかし、適切な対策を行うことで、発生するニオイを弱くすることはできます。そのためには、加齢臭の特徴を知ることが大切です。

まずは加齢臭の性質を知ることで、より効果的な対策を行うことができます。そこで今回は、加齢臭の解消に必要な知識である「加齢臭が起こりやすい部位と時間帯」について述べます。

加齢臭が起こりやすい部位

加齢臭と言うと「耳の後ろが臭くなる」「枕が臭くなる」といったように、特定の部位に起こりやすいイメージがあると思います。そして、実際に加齢臭が発生しやすい場所というものがあります。

これは、加齢臭の原因に関係します。加齢臭のほとんどは、汗ではなく皮脂と呼ばれる皮膚を保護する脂成分にあります。

この皮脂が酸化することで加齢臭の原因である「ノネナール」と呼ばれる物質が出現します。そして、このノネナールを細菌などが分解するときに加齢臭が発生します。そのため、皮脂の分泌量が多い部位は加齢臭が強く起こりやすい場所だと言えます。

皮脂の分泌が多い部位は、以下の8ヵ所になります。

・頭皮
・額から鼻にかけてのTゾーン
・耳の後ろから首全体
・両胸、胸の中心部
・両脇
・背中の中心部
・へそとその周辺
・陰部

以上の8ヵ所では皮脂の分泌量が多くなります。そして、その中でも洗い忘れがちな「耳の後ろ」は特に加齢臭が強くなる部位だと言えます。

また、この8ヵ所の中でも、皮脂の分泌量が最も多いのは頭皮になります。それに加えて、就寝時は誰でも発汗量が増えます。そのため、特に加齢臭が発生し始めると、起床時に枕が臭くなりやすいのです。

ただ、額から鼻にかけてのT字ゾーンと頬から顎のラインにかけてのU字ゾーンも皮脂が多いようです。特にこれらの部位は、気にしている人が少ないため注意が必要です。このような皮脂の分泌量が多い8ヵ所は、特に意識して洗うようにすると、加齢臭を軽減させることができます。

加齢臭が発生しやすい時間帯

また、加齢臭は場所だけでなく、発生しやすい時間帯というものがあります。

先ほど述べたように、加齢臭の原因は、皮脂が酸化して作られるノネナールにあります。皮脂の酸化は、時間が経てば経つほど進行します。具体的には、入浴をして体をきれいに洗った後、12時間程度でノネナールによる加齢臭が発生してくるようになります。

多くの人は、夜に入浴した後、翌日の仕事中も同じ下着を着用しています。そのため、夜寝ている時に付いた皮脂が、そのままの状態で仕事をすることになります。つまり、このような状態では昼前から加齢臭が強くなると言えます。

このとき注意しなければいけないことがあります。それは、皮脂の酸化による加齢臭より先に汗臭さが起こるということです。そのため、汗のニオいが強い人は加齢臭との区別が難しくなります。

ただ、汗臭さと違い加齢臭は「脂っぽいニオイ」が特徴です。そのため、ニオイの違いによって見分けることができます。

さらに、このような話をすると、「昼過ぎからの加齢臭を抑えることはできないのか?」と考えられる方がいると思います。このことについて、加齢臭の時間による問題は「朝のシャワーと着替え」で解消することができます。

朝に一度体をきれいにし、洋服を着替えることで、そこから12時間は加齢臭が強くなりにくい状態が維持されます。そのため、仕事が終わる時間位くらいまで加齢臭が抑えられます。

以上のように加齢臭の特徴を知ることで、さまざまな対策を行うことができます。特に、洗う場所と、入浴や着替えの時間帯に注意することで、気になる加齢臭を軽減させることができるはずです。