焦げ臭いニオイ(体臭)の原因と対処法

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体のニオイは、さまざまな部位で発生するのと同じように、ニオイの種類にも違いがあります。そして、ニオイによって問題を起こしている臓器を予測することができます。

体臭の中には「焦げ臭いニオイ」がする人がいます。このような「焦げ臭いニオイ」にもある特定の臓器が関係していることがわかっています。そこで今回は、「焦げ臭いニオイ」の原因と対処法について述べます。

「焦げ臭いニオイ」は心臓と小腸が原因

「焦げ臭い」ニオイとは、具体的には「焼けたさんま」のようなニオイや「タバコのヤニ」のようなニオイのことを指します。

体臭の原因となる汗や皮脂は、血液から作られます。そして血液は、小腸から吸収された物質が入り込んで構成されます。このような「焦げ臭いニオイ」は、焦げた脂が小腸に溜まることで、血液中にその成分が混じるために生じると考えられています。

そして、東洋医学では、小腸は心臓と密接に関係していると言われています。そのため、小腸に問題が生じると心臓まで障害され、逆に心臓の働きが悪くなると小腸にも影響すると考えられています。そのため、「焦げ臭いニオイ」の原因は、小腸と心臓の両方にあると言えます。

このようなニオイの原因となる脂は、特に動物性食品に含まれていると考えられます。例えば、焼き肉や焼魚、焼き鳥、ハンバーグ、ハム、ソーセージなど、焼いた動物性食品が食事に多く入っていると、焦げ臭い体臭を発する可能性が高くなります。

焦げ臭いニオイが発生しやすい場所としては、脇の下や生殖器、胸元など、体毛が多く存在するところだとされています。

また、体毛が多い人は、心臓が過剰に働き、負担がかかっている人だとも言われています。そのため、毛が濃い人は心臓や小腸に問題を生じやすく、焦げ臭いニオイが起こりやすい人だと言えます。

心臓や小腸に問題が起こりやすい人の特徴は以下のようになります。

・夏にニオイが強くなりやすく、体調を崩しやすい人
・コーヒーやビール、タバコなどを摂ると体臭が強くなる人
・肉類、味の濃い食べ物を好む人
・汗かきで暑がりの人
・顔色が悪い、手足が冷える人
・口内炎になりやすい人
・排尿時の灼熱感や残尿感、尿が濃い人

焦げ臭いニオイの対処法

焦げ臭いニオイを解消するためには、心臓と小腸に負担をかけない食品や、心臓と小腸を強くする食べものを摂ることが必要です。

もちろん、動物性食品など、ニオイの原因を作っている食べ物を避けることも効果的です。または、コーヒーやビール、タバコなどの嗜好品は焦げ臭いニオイを強くするため、体臭が気になる人は、食べる量を減らしたほうが良いでしょう。

そして、東洋医学では「苦味」のあるものが、心臓や小腸を強くする食材とされています。

そのため、特にヨモギやふき、菜の花といった野草は、弱った心臓や小腸に対して効果があると言われています。野菜では、春菊や大根葉、にんじん葉、パセリなどが効果的です。

また、夏の暑さが厳しい地域で食べられるゴーヤやウコンといった食品も、小腸や心臓を強化する作用があるとして知られています。しかし温暖な気候の日本に住む人は、そのような食品の食べ過ぎに注意が必要です。

そうは言っても、普段から動物性食品を食べ過ぎている人には、暑い地域でよく食べられるものは、有効な食材だと考えて良いと思います。

他にも、夏野菜は、体温を下げることで過剰な発汗を抑える作用があるため、心臓や小腸が弱っている人の体には良い食材だと考えられます。

以下に、焦げ臭い体臭に効果的な食材の特徴を挙げます。

・苦味のある食材
・南の国で作られた食材
・夏野菜

今回述べたように、「焼いたサンマ」のような焦げ臭いニオイが強い場合、心臓や小腸に問題がある可能性が高いです。

そして、原因である動物性食品を減らすことと、「苦味のある食材」「南の国で作られた食材」「夏野菜」などの心臓と小腸の働きを補う食品を摂取することで、そのような焦げ臭いニオイを解消できるはずです。