体臭が起こる3つの原因:体表面体臭、体内体臭、腸内体臭

2e0be1386bcce24e6c9f7878e2b0e6fb_s

体臭は、特に中高年の男性が悩まされるものです。そのような年代の人達は、一般的に「加齢臭」と呼ばれるものが発生します。

また、中高年の男性だけではなく、若い男性や女性にも体臭に悩んでいる人はいます。そして、そのような人達の多くは、制汗スプレーなどを用いて、無理やりニオイを抑え込んでいます。しかし、それではニオイの原因は解消されません。むしろ、制汗スプレーによって症状が悪化する場合もあります。

そのため、まずは体臭が起こる原因について正確に理解しておく必要があります。ニオイの発生源さえ把握しておけば、対策は簡単に行えるものです。一方で、体臭の元に対して間違った対処をしてしまうと、ニオイは悪化します。そこで今回は、体臭の発生源について解説します。

体臭には3つの発生源がある

一言に体臭といっても、口臭や脇の臭い、足のニオイなど、さまざまなものがあります。それらの体臭は、全てが同じ原因によって発生しているかというとそうではありません。

口臭だけに気になる人もいれば、脇のニオイだけ気になる人もいます。これは、それぞれニオイの発生源が異なるために起こる現象です。そして、体臭を生み出す原因には、大きく分けて3つあります。そのことについて以下に、述べます。

体表面体臭

体表面体臭とは、汗を出す「汗腺」や「皮脂腺」、細菌によって、皮膚の表面上で発生するニオイを指します。ほとんどの体臭は、体表面体臭です。体臭として代表的な「ワキガ」や「足のニオイ」なども体表面体臭に含まれます。制汗スプレーなどは、この体表面体臭を抑制することを目的に行います。

制汗スプレーのほとんどには、アルミニウムが含まれています。そして、アルミニウムには汗を止める作用があります。制汗スプレーは、このアルミニウムの効果によって汗を抑え、ニオイの発生を抑制します。

ちなみに制汗スプレーは、脇のニオイ(ワキガ)には有効ですが、手足のニオイには効かない場合が多いとされています。

体内体臭

体の中で発生し、汗のニオイや口臭として体表に出てくるニオイです。口臭はその代表的な例であり、胃の中の問題や全身の不調は口臭となって現れます。

これは、体内ホルモンのバランスが崩れた場合や、さまざまな臓器の機能が低下したときに
起こりやすくなります。このような体の変化が原因となり、皮脂の分泌が盛んになったり、体内の活性酸素が多く発生したりすることで、体臭につながるといわれています。

食生活の乱れや、糖尿病などの内科疾患で起こる口臭も、この体内体臭が原因であるといわれています。

そのため、体内体臭に対して、制汗スプレーなどは効果がありません。体内体臭の多くは、生活習慣を整えることで解消できます。睡眠や食事、運動などを行い、規則正しい生活をすることが大切です。

腸内体臭

腸では、口から食べたものが分解され、血液中に吸収されます。そして、腸内に入ったものは、分解されるだけでなく発酵も行われます。

発酵された食べ物は、ニオイの元となるガスを発生させます。そのガスが血液中に吸収された後に、汗や口臭として出ます。そのため、いわゆる「腸内環境」の乱れによって起こる体臭が腸内体臭です。

腸内体臭の代表的なものは、「便臭」や「腐敗臭」です。腸内体臭は体内体臭と同様に、生活習慣の乱れによって生じます。そのため、根本的な解消のためには、生活の見直しと改善が必要です。

今回述べたように、一言に体臭と言ってもその発生源はさまざまです。初めのうちは、あなた自身の体臭の原因がどこから起こっているかを判断するのは難しいと思います。しかし、体臭について学んでいくと、自然とわかるようになってきます。

まずは、体臭には「体表面体臭」「体内体臭」「腸内体臭」といくつかの発生源があることを理解しておくことが大切です。