頭皮のニオイは食生活を整えることで解消できる

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体臭は多くの人が悩む症状の1つです。一言で体臭と言っても、頭や脇、足、口など、ニオイを発する場所はさまざまです。

しかし、どこの場所であっても、ニオイが強い場合は生活に支障をきたすことがあります。例えば、営業職の人で口臭がきついと、営業相手に良い印象を与えることはできません。

そのため、体臭について理解し、予防や対策を行うことは大切です。ニオイが強くなるには原因があり、それは部位によって異なります。そこで今回は、体臭の中でも頭のニオイについて解説します。

ニオイの原因となるフケについて

頭が臭う人は、たくさんいます。特に、頭皮のニオイは女性より男性に強い傾向にあります。頭のニオイは、頭皮が正常な状態であっても相手の頭と非常に近い距離にあると、誰でも臭うものです。しかし、ニオイが強い人の場合、そんなに頭に近づかなくても話しているだけで頭皮のニオイがわかることもあります。

このような頭皮のニオイの原因は、「フケ」にあることが多いと言われています。フケとは、頭皮の角質部分が剥がれることで発生するものです。

一般の人でもフケが発生するため、フケ自体は異常ではありません。しかし、その量が過剰になるのは問題です。フケが多くなる要因には、さまざまなものがありますが、代表的なものとして以下のものが挙げられます。

・洗髪不足
・ビタミン不足
・睡眠不足
・重金属の影響
・ホルモンバランスの崩れ
・ストレス
・抗生剤やステロイド剤
・免疫低下

そして、フケは大きく「脂性フケ」と「乾性フケ」の2つに分類されます。この2つは状態が全く異なるため、対処方法も異なります。

脂性のフケが起こる原因は、皮脂腺からの分泌が増えることにあります。頭皮には皮脂腺が多く存在します。そして、皮脂腺からは皮脂と呼ばれる脂肪性の分泌物が出ます。この皮脂腺の活動が過剰になると、脂性のフケが多くなります。

一方、乾性のフケは脂が少ないことにその原因があります。肌の乾燥と同様で、皮脂腺からの分泌物が極端に少なくなると、乾性のフケが多くなります。

頭のニオイは脂性フケに原因がある

頭皮のニオイは、フケの中でも脂性のフケにあるとされています。体臭のほとんどは、臭いの元となる細菌が過剰に増えることで起こります。脂肪分の多いフケは、細菌にとっての栄養分となります。そのため脂性のフケが多くなると、ニオイの元である細菌が繁殖します。

また、脂性のフケがひどくなると、「脂漏性(しろうせい)皮膚炎」という状態になります。これは頭皮に炎症が生じているものであり、脱毛の原因にもなります。

脂漏性皮膚炎は、頭皮の皮脂分泌が多いところに発生しやすいものです。そのため、脂性のフケが増えるような状態は、脂漏性皮膚炎が起こりやすい環境と言えます。そして、この皮膚炎まで発展すると強いニオイが出ることになります。

ここで、皮脂腺からの皮脂の分泌が多くなる原因は食事にあります。脂肪分の多い食生活を行なっていると、皮脂が過剰に出ます。

これが、欧米人に体臭が強い人の多い理由です。そして以前と違い、日本人も食の欧米化が進んでいるため、体臭が強くなっている傾向にあります。つまり、体臭を根本的に解決するには、食生活を見直し、改善する必要があると言えます。

さらに頭のニオイは、フケ以外にもその原因があります。これは、髪の毛の特性によるものです。

髪の毛は、周りのニオイを吸着しやすい性質があります。そのため、タバコや飲食店などの油のニオイを吸収し、それが頭のニオイとなって悪臭を放つこともあります。

このように、頭のニオイの原因はいくつかありますが、最も多いのは食事の問題です。脂肪分の多い食生活を送ることで脂性のフケが増え、ニオイが発生します。これは、脇などの他の体臭に関しても言えることです。

そのため体臭が気になる人は、まずは食生活の見直しから行うことが大切です。少し食事を変えるだけで、あなたのニオイは変化するはずです。