早食いが肥満を招く理由と対処法:食事法によるダイエット

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食事のスピードは、人によってさまざまです。人によっては、食べるスピードが速い「早食い」の人もいます。

早食いは、ダイエットをする上で直した方が良い習慣です。なぜなら、早食いは食べ過ぎを起こしやすく、食べ過ぎは肥満を招いてしまうからです。また、食べ物や食事方法を改善することによって、早食いの習慣に対処できるようになります。

そこで、「早食いが食べ過ぎにつながり、さらには肥満を招く理由」と「早食い習慣への対処法」について、それぞれ解説していきます。

早食いが食べ過ぎにつながり、肥満を招く理由

私たち人間が食事をすませたとき、「満腹感」を感じることができます。満腹感を覚えるのは、食べ物を食べてから約10~20分後となっています。

早食いを行うと、食べ始めて満腹感を感じる前に、食事を終えてしまいます。すると、食事が終わったときに満足感が得られず、さらに食事を追加して食べ過ぎてしまう恐れがあります。

食べ過ぎによって体内で余った栄養は、体脂肪として体に蓄えられます。そのため、食べ過ぎをくり返していくうちに体に余分な脂肪がついていき、徐々に肥満になってしまうわけです。

このことから、早食いの習慣がある人がダイエットを行う場合、早く食べすぎることに対処することが重要になります。

食事の最初に食物繊維を摂る

習慣が一度身についてしまうと、その習慣はなかなかやめられません。それと同じように、早食いの習慣もなかなか変えることが難しいものです。そこで、まずは食べるものを工夫することをおすすめします。まず、食事の最初には、肥満を予防できるものをしっかりと食べるようにしましょう。

食事の最初に摂ると良い栄養として、食物繊維があります。食物繊維は、野菜類・海藻類・豆類・こんにゃくなどに多く含まれる栄養素です。

食物繊維を含む食品を食事の最初にしっかりと食べておくことで、その後に摂った食品に含まれる糖質の吸収を抑えることができます。

これにより、血糖値(血液中に含まれる糖質の値)の上昇がゆるやかになります。その結果、インスリン(血糖値を下げて、余分な糖質を体脂肪として蓄えるホルモン)の働きを抑制することができます。その結果、体内での脂肪の蓄積を抑えることができるのです。

さらに、食物繊維を十分に摂ることによって、腸の中に存在する善玉菌(人体にとって良い働きをする菌)の数が増えます。その結果、腸内の環境が整い、便秘を防ぐことができます。

この方法であれば、早食いの習慣をすぐに直すことができなくても、食べ過ぎによる脂肪の蓄積を回避することができます。そして、早食いの習慣そのものを直したい場合には、食べ物を噛む回数を増やすことが有効です。

早食いを直すため、噛む回数を増やす

早食いの習慣を直すための食べ方として、「食事の際に、食べ物をたくさん噛む」ことがあげられます。食べ物を噛む回数が増えることで、食事のスピードは以前に比べてゆっくりになります。その結果、食事を終えたときに満腹感を得ることができます。

噛んでいる食べ物を飲み込むタイミングを、その食べ物がペースト状になったときにするのです。これによって早食いを防げるだけでなく、消化不良の予防にもなります。さらに、たくさん噛むことによって満腹中枢が刺激され、少ない食事量で満足できるようになります。

ちなみに、食べ物を口に入れる際には、なるべく少なめの量にした方が良いです。一口が大きすぎると、食べ物を噛みにくくなる場合があるからです。こうした方法も、早食いの習慣から脱出して、食べるスピードをゆるやかにするのに有効です。

今回解説した方法で早食いの習慣から抜け出すことができれば、以前よりも食事で摂るカロリーを抑えることができます。その結果、ダイエットの成功に大きく近づくことができるのです。