ダイエットに有効な魚料理を摂りいれて、健康的に痩せる

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食の欧米化が進んだ現代の日本では、魚よりも肉を食べる人の方が多いです。そのため、日本人の多くは、焼き魚などの魚料理よりも焼き鳥などの肉料理を食べる傾向にあります。

しかし、魚には肉にはない栄養素が豊富に含まれています。さらに、魚を食事に摂りいれることで、魚独自のダイエット効果が得られます。そこで、魚を食べることで、ダイエットにどのような効果が表れるのかについて解説していきます。

焼き魚は、低カロリーで高タンパクのダイエット向きの食品

魚には肉と同様に、タンパク質が含まれています。タンパク質は筋肉の材料になります。魚を食べてタンパク質を補給することで、体の筋肉量を増やすことができます。

筋肉は、体についているだけで自動的にエネルギーを消費してくれます。つまり、体についている筋肉量が多いほど、その分だけ多くのエネルギーを日常的に消費できるようになります。その結果、体に脂肪が付きにくくなり、やせやすい体になれるのです。

魚料理の1つとして「焼き魚」があります。焼き魚のように魚を焼く料理の場合、魚に含まれる脂質は燃やされて少なくなっています。そのため、焼き魚を食べることで、カロリーとなる脂質の摂取量を抑えつつ、タンパク質を補うことができます。

さらに、焼き魚を食べる場合には「骨を取る手間」が加わります。この手間によって、必然的に食事のスピードがゆるやかになります。そのため、魚の骨を取りつつ焼き魚を食べることで、結果的に少ない食事量で満腹感を得ることができます。

私たちは食事を摂って約10~20分経過した場合、脳で「満腹感」を感じるとされています。満腹感を感じるまでに少量ずつゆっくりと食事を摂った場合、少ない食事量で満腹感を感じることができます。その結果、食べ過ぎを避けることができるわけです。

刺身を食べるときは、一緒につまを食べると痩せる

焼き魚以外の魚料理として、「刺身」があります。居酒屋で刺身を注文すると、大抵の場合、刺身だけでなく「つま(大根の千切りとシソの葉)」もお皿に盛られて提供されます。また、スーパーなどで売られている刺身にも、つまが添えられている商品が多いです。

刺身を食べる際には、刺身だけでなくつまも一緒に食べるのが良いです。これは、つまである「大根とシソの葉に含まれる栄養素」をダイエットに有効活用するためです。

大根には、消化酵素である「ジアスターゼ」が豊富に含まれています。ジアスターゼには、「糖質の分解を促す効果」や「胃腸の調子を整える効果」があります。ジアスターゼを摂り入れることで、胃もたれや胸やけ、二日酔いを防ぐことができます。そのため、お酒を飲む場合にも、大根を食べるようにすると良いでしょう。

大根は食物繊維の含有量が多いです。食事の最初に食物繊維を十分に摂ることで、その後に食べたものの吸収が緩やかになります。これにより、余分な脂肪の蓄積を防ぐことができます。

さらに、食物繊維を摂ることにより、腸内の善玉菌(体にとって良い働きをする菌)が増えて腸内環境が整います。その結果、便秘を解消させることができます。

一方、シソの葉には、食後の満腹感を強くする作用があります。そのため、シソの葉を食べることにより、満腹感を感じやすくなって食べ過ぎを防ぐことができます。

魚料理のうち、刺身に似た料理として「しめさば」があります。しめさばは、青魚の1種である「さば」を酢で締めた料理です。

さばは、コレステロールを分解する効果をもつ「不飽和脂肪酸」を豊富に含んでいます。さらに、さばにはビタミンEが多く含まれています。ビタミンEには強い抗酸化作用があり、老化の防止に役立ちます。

一方、しめさばに使われる酢には、血糖値の上昇を抑える作用があります。これにより、血糖値を下げて脂肪を蓄積させるホルモンの作用が抑制され、脂肪の蓄積を避けることができます。

魚の揚げ物は、レモンや酢をかけて脂肪の吸収を抑える

魚料理のなかには、白身魚のフライなど「魚の揚げ物」もあります。魚の揚げ物はカロリーが高いです。そのため、ダイエット中は、魚の揚げ物をなるべく摂らない方が良いです。

もし食べたい場合には、魚の揚げ物にレモンや酢をかけた後に食べるようにしてみてください。レモンや酢をかけることで、揚げ物を食べたときの血糖値の上昇が穏やかになります。その結果、脂肪の蓄積を抑えることができます。血糖値の上昇は脂肪の蓄積と関係しているものの、それを抑制できるからです。

このように、魚料理の種類やその食べ方によって、得られるダイエット効果に違いが出てきます。今回述べた内容をもとに、魚料理の選び方や食べ方を改善させ、ダイエットに活かすようにしてみてください。