食物繊維の摂り方を工夫し、脂肪をつきにくくする

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体に脂肪が溜まりにくくするのに有効な栄養として、「食物繊維」があげられます。食物繊維を多く含む食品には、野菜類・海藻類・こんにゃくなどがあります。

食事などで食物繊維を十分に摂るようにすると、食物繊維の働きで、糖質の吸収が抑えられます。その結果、食事による脂肪の蓄積を減らすことができます。

さらに、食物繊維を摂ることにより、ぜん動運動(胃腸が中にある食べ物を運ぶために行う運動)などの働きが活発になります。これによって体の消費エネルギーが増え、余分な脂肪が消費されます。そこで、食物繊維の効果をさらに活かすための食事方法について確認していきます。

食物繊維を食事の最初に摂ることで、やせやすくなる

脂肪を落としやすくしたい場合におすすめの食事方法として、「食事の最初に、食物繊維を多く含む食品を食べる」ことがあげられます。

例えば、食事のメニューでご飯、みそ汁(野菜入り)、焼き魚の3品が出た場合、「最初に野菜が入ったみそ汁を食べる」ようにします。

食事で一番初めに食物繊維を摂ることで、その後に食べた食品に含まれる糖質が吸収されにくくなります。その結果、余分な脂肪の蓄積を回避することができます。

さらに、今回の例で取り上げた野菜入りみそ汁のように、「温かい汁物」を最初に食べた場合、満腹感を感じやすくなります。そのため、少ない量の食事でも満足しやすくなります。

この食事方法では、特定の食品を制限したり、完全に抜いたりする必要がありません。そのため、食品を制限するダイエット法に比べてストレスを感じにくく、習慣化しやすい方法となっています。

特に食事制限のダイエットに失敗したことがある場合には、ぜひとも、この食事方法を試していただきたいと思います。

夕食のおかずは無理に減らさず、代わりに食物繊維を多く摂る

ダイエットをする場合、基本的に夕食の量はなるべく少なめにするのが理想とされています。夕食で摂ったものは、その後の睡眠によって脂肪に変わりやすいからです。

そのため、夕食の量を減らすことは、ダイエットを成功させるのに有効です。しかし、無理に食事の量を減らし過ぎた結果、耐えきれずに挫折してしまったのでは意味がありません。

そこで、無理に食事を減らすのではなく、その反対に「食物繊維を多く含むおかずを1品足す」ことをおすすめします。これによって、白米などの糖質を多く含む食品の摂取量を、無理なく減らすことができます。

食事で摂った糖質は、体を活動させるためのエネルギーとして、体についた脂肪よりも優先的に使用されます。その結果、体に蓄積した脂肪は、ほとんどエネルギーとして利用されなくなります。

食物繊維の含有量が多い副菜には、野菜サラダ、納豆、漬物、わかめのみそ汁、野菜炒め、キムチなど、さまざまなものがあります。これらの食品のほとんどは、スーパーやコンビニなどでも簡単に手に入るものです。そのため、料理が苦手な人でも問題なく実行できる食事方法です。

ちなみに、すでに述べたように、食物繊維を多く含む食品を食べる際には、必ず食事の最初に摂るようにしましょう。こうすることで、ようやく食物繊維の効果を十分に得ることができるようになるでしょう。

また、ダイエットのために白米などの炭水化物を多く含む食品を減らす際にも、最初から極端に減らす必要はありません。1口や2口など、できるところから少しずつ減らしていけばいいのです。

食事の量は人によってさまざまです。そのため、食事を制限するハードルの高さは、人によって大きく違います。ダイエットを成功させたい場合、今回取り上げた食物繊維を摂りいれた無理のない方法を実践していただきたいと思います。