運動以外で消費エネルギーを増やし、ダイエットを成功させる

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体に溜まった脂肪は、軽い運動を継続的に行うことで減らしていくことができます。しかし、普段から運動を行わない人にとっては、運動を継続させることはつらいものです。

したがって、運動の習慣がなく、さらに運動が苦手な人がダイエットを行う場合、まずは自分を「エネルギーの消費が大きい体」に変えていくことが大切です。この方法が、効率的にやせるための近道になるからです。

それではまず、私たちの消費するエネルギーには、どのようなものがあるかについて確認していきます。また、運動以外の方法によってエネルギー代謝が活発になるやり方についても述べていきます。これによって、ダイエットを成功させやすくすることができるようになります。

体が消費するエネルギーの種類

私たちが消費するエネルギーを大きく分けると、以下の3つに分類できます。

・基礎代謝:心臓の拍動など、生命の維持に必要となるエネルギー
・活動代謝:運動などの活動に消費されるエネルギー
・食事代謝:食べたものの消化や吸収など、食事で消費するエネルギー

これらの消費エネルギー全体を占める割合は、それぞれ以下のようになっています。

・基礎代謝:約70%
・活動代謝:約20%
・食事代謝:約10%

これから分かるように、体の消費エネルギーのうち、基礎代謝が占める割合は非常に大きいです。

基礎代謝は、何もしなくても勝手に消費されるエネルギーです。また、食事代謝のうち、体内に摂り入れた食べ物の消化・吸収についても、自分の意思に関係なくエネルギーを消耗します。

そのため、基礎代謝と食事代謝の量をいかに増やすかが、ダイエットでの重要なポイントになります。

これらのうち、基礎代謝を増やす方法の1つとして、「運動とタンパク質の摂取によって筋肉をたくさん付ける」ことがあげられます。しかし、冒頭でも述べた通り、運動の習慣がないうえに動くことが苦手な人の場合、運動を続けられずに挫折してしまう可能性があります。

一方、食事代謝であれば、ジョギングなどの運動とは関係なく、消費エネルギーを増加させることができます。これらの点を踏まえ、ここからは「運動以外の方法で、どうすれば消費エネルギーを増やせるのか」について述べていきます。

運動なしで消費されるエネルギーを増加させるためには

運動以外の方法で消費エネルギーを増やすには、私たちの体のなかで、基礎代謝が大きい部位を知っておくことが重要です。

基礎代謝を体の部位ごとに分けると、以下のような割合になります。

・内臓:約38%
・筋肉:約22%
・脳:約20%
・脂肪:約4%
・その他の部位:約16%

このように、基礎代謝が最も大きい場所は「内臓」であることがわかります。そして、内臓の基礎代謝を含め、「内臓で消費されるエネルギー」は増やすことができます。

内臓での消費エネルギーを増やす方法として、「内臓を正常な状態にし、その働きを活性化させる」ことがあげられます。これにより、体に溜まった脂肪を落としやすくなり、ダイエットに成功しやすい体になります。

内臓のうち、食べたものの消化や吸収に大きく関係するものとして、胃と腸(小腸・大腸)があげられます。例えば胃腸は、体内に入った食べ物を運ぶための運動(ぜん動運動など)を行います。胃腸の運動は、私たちの意思に関係なく行われます。そして、胃腸が運動することによっても、体のエネルギーが消費されます。

胃腸が運動を行うことで、体に溜まった「内臓脂肪(内臓に蓄積される脂肪)」が落ちます。そして、胃腸の運動がさらに活発になれば、より多くの内臓脂肪を減らすことが可能です。

胃腸の運動を活性化させる栄養として、海藻類や野菜類などに含まれる「食物繊維」があげられます。食物繊維をしっかりと摂ることで、胃腸のぜん動運動が活発に行われるようになります。その結果、胃腸で消費されるエネルギーがさらに増えるのです。

つまり、運動以外の方法でやせやすい体を作るためには、食事内容を工夫することが挙げられます。腸の運動を活発にさせる食事法を実践することで、消費エネルギーを増加させるように仕向けるのです。

このように、運動以外の方法で消費エネルギーを増やすことで、たとえ運動が苦手だったとしても、ダイエットを成功に導くことができます。