口臭に対する誤った対策法:口臭対策グッズ、舌磨き

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口臭に悩む人は多く、日本でも口臭に対する対策法もたくさん出ています。口臭を気にしている人は大半が何かしらの対処を行なっていますが、そのほとんどは効果的なものだとはいえません。特に日本で行われている口臭対策は間違っているものが多く、逆に口臭を強くしてしまうような場合もあります。

そのため、口臭を解消したいのであれば、口臭対策に対する正しい知識を持っていることが大切です。誤った方法で口臭を無くそうとすると、ニオイを軽くするどころか強くしてしまいます。

そこで今回は、特に日本において行われている間違った口臭の対策法について述べます。

口臭対策グッズは口臭を解消しない

日本で行われている主な口臭対策は、ガムやアメなどニオイの強い物を食べることで口臭を打ち消すというものです。

しかしこのような方法は、もともとあるニオイが消えるのではなく、ただ他のニオイでごまかすというような「一時しのぎ」でしかありません。そうすると、ニオイが消えるどころか2つの強いニオイが混ざってしまい、異様なニオイになってしまいます。

日本の口臭対策グッズのほとんどが、ミントやメンソールなどの香りを使って口臭をごまかすというものです。

ミントは、単独であれば爽やかな良い香りがします。しかし強い口臭と混ざってしまうと、逆に口臭の不快なニオイを強めるものになってしまいます。そのような異様なニオイが作られることで、口臭が抑えられているような気になっているだけです。

また日本における口臭対策グッズには、ほとんどの商品にアルコールが入っています。アルコールが入ったものでうがいをすると、爽快感は残りますが口腔内の水分が奪われることで乾燥します。口の中が乾くと、唾液による浄化作用が弱くなるため口臭は強くなります。

このように、日本で販売されている口臭対策グッズは、口臭を解消する効果がないものがほとんどだといえます。

間違った舌磨き

口臭を気にしている日本人の多くは、歯磨きと一緒に舌を磨きます。これは海外に住む人からすると、かなり変わった習慣です。

一般的な認識として、「口臭は舌の上に存在する細菌が原因である」というものがあります。そのため、細菌を減らすために舌を一生懸命磨くことで口臭を減らすことができるという考えの元、多くの人が舌磨きを行なっています。

確かに口臭の元となる細菌が生息しているのは、歯・歯の間・舌の上です。しかし舌の上といっても、舌のかなり奥の方で付け根のあたりになります。そしてそこにある「ヌメリ」が、口臭を作り出しています。そのため、舌を磨くことで口臭を予防するのであれば、舌の根っこにあるそのヌメリをしっかり取り除かないといけません。

しかし多くの人が行なっている舌磨きでは、その場所にも届いていませんし、ヌメリが取れるような磨き方をしていないため口臭予防になりません。

さらに、舌の粘膜はデリケートであり、すぐに傷つくような構造になっています。そのような舌を歯ブラシでゴシゴシと強く磨くと、「味蕾」と呼ばれる味覚器官が破壊されて味覚が障害されてしまう可能性があります。

つまり、舌磨き自体が口臭対策として間違っているわけではありません。しかし大半の人が行なっている方法は、口臭を防ぐ効果はないといえます。

今回述べたように、日本で行われている口臭対策のほとんどは、口臭解消の効果が無いと言えます。またガムなどの口臭対策商品は、逆に口臭を強めてしまうことになるので注意が必要です。

口臭はとても気になるものですが、対処法を間違わないようにしないと、解決するどころか悪化させてしまうことを理解しておいてください。