朝食を抜き、水を飲まないと口臭が悪化する理由

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体臭の中でも、口臭は多くの人が悩むものです。そして口臭の多くは、口腔内が乾燥することで起こります。口腔内が乾くと、ニオイを発生させる菌が繁殖するため口臭が強くなります。

そのため、口腔内を乾燥させるような生活をしていると口臭が強くなります。特に食生活による問題は、口臭を悪化させる大きな要因になります。そこで今回は、「朝食を抜くこと」と「水を飲まないこと」で口臭が悪化する理由について説明します。

朝食を抜くと自律神経が乱れる

口腔内の乾燥を引き起こす一つの要因として、唾液の分泌低下があげられます。そして唾液は、口腔内を潤す役割だけではなく、舌の上に溜まる食べカスや細菌といったような口臭の元となる成分を洗い流す作用もあります。

そのため、唾液が少なくなると二重の意味で口臭が強くなります。そして唾液の分泌は、自律神経の活動によってコントロールされています。

自律神経には交感神経と副交感神経の2つがあり、これらが相互に作用することで機能を維持しています。つまり交感神経が活発になると副交感神経の働きは弱くなります。このように自律神経が乱れると、どちらかの活動が優位になってしまいます。

唾液の分泌は、副交感神経が活動することで促されます。その結果、交感神経の働きが強くなると、副交感神経の働きが弱くなるため唾液は少なくなります。ここで交感神経の働きは、体にストレスかかると活発になります。

そして朝食を抜くことは、体にとって大きなストレスになります。なぜなら、体は朝食によって一日のエネルギーを補給しているため、朝ご飯を食べないということは、エネルギー不足の状態で一日が始まるということを意味するからです。

したがって、朝食を抜くと唾液の分泌を抑えることに繋がるといえます。

また、内臓の活動は副交感神経によって支配されています。そのため、朝食を食べることで内臓が活発に動くと副交感神経の活動も高まります。さらに、食事のニオイや咀嚼運動なども副交感神経を活性化させて、唾液の分泌を促す刺激になります。

このように、朝食をとることは多くの面から自律神経のバランスを整える役割があります。そのような朝食を抜いてしまうと、自律神経の活動を乱すことで唾液の分泌が減ってしまうため、口臭を強くすることになります。

水を飲まない

水分を取らないと口腔内が乾燥することは、想像に難しくないと思います。ただ、そう言うと「お茶を飲んでいます」「コーヒーで水分を取っています」という人は少なくありません。

しかし、唾液の分泌に直結しているのは、あくまで「水分」ではなく「水」です。例えば緑茶やコーヒーなどには、尿を促すような成分が含まれています。そのため、それらの飲料は逆に口腔内の乾燥を強めることになります。

また、ジュースや炭酸飲料水などの砂糖を多く含む飲み物も、砂糖の分解に水分が多く必要になるので、同様に口腔内の乾燥を強めます。とにかく、余計な化学成分が入っているものは全て口臭を強くすると考えて良いです。

逆に、純粋な水は唾液の元となるだけでなく体内の余計な物質を解毒する役割があります。口臭の原因となる物質も水によって浄化されます。

特に起床時などは、寝ているときに大量の汗が出るため体は脱水状態になっています。朝に口臭が強くなるのは、このような脱水が原因です。そのときに、何も化学成分が含まれていない水を飲むことで体の渇きを癒す効果があります。

このように、水を飲まないことは口腔内の乾燥を強めるだけでなく、体内の余計な物質に対する解毒を低下させるため、口臭が悪化する原因となります。

今回述べたように、朝食を抜くことと水を飲まないことは口臭を強くします。この2つの習慣は、多くの人が無意識に行っているものであるため特に注意が必要です。