口臭を解消する5つの習慣

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日本人でも、口臭に悩んでいる人は多くいます。口臭には、病気などの原因があって起こる「病的口臭」と、起床時に強くなるような誰にでも生じる「生理的口臭」の2つがあります。

病的口臭の場合、口臭を引き起こしている根本的な病気を治療しなければいけません。一方で生理的口臭であれば、普段の生活を工夫することでニオイを弱くすることができます。そこで今回は、口臭を解消する5つの習慣について解説します。

① 起床後すぐと昼食前、夕方は水を飲む

起床時は、夜間に汗を大量にかくため体は脱水状態になっています。これは口腔内も同様です。また昼食前は、空腹から唾液の分泌が抑制されるため口腔内が乾燥しやすくなっています。

さらに夕方は、身体的または精神的ストレスが強くなることで自律神経のバランスが悪くなります。

唾液の分泌は、自律神経によって支配されています。このように、身体的、精神的ストレスが強くなると、体の緊張が高まることで唾液の分泌が少なくなります。

唾液は口腔内を清潔に保つような働きをするため、口腔内の乾燥は口臭を強くする大きな要因となります。そのため、以上のようなときには水をしっかり摂取することで、口の渇きを潤すことが大切です。

② 起床後に水を飲んだ後は歯を磨く

夜寝ている間には、口の中が乾燥して雑菌が繁殖します。そのため、起床時はニオイの元である細菌が最も増殖しているタイミングだといえます。そのため、起床後に水を飲んだ後は歯磨きをすることが大切です。また、舌の表面にもそのような雑菌は多く存在しています。舌は繊細であるため、歯ブラシとは違う「舌クリーナー」を用いて汚れを落とすようにしましょう。

間違っても、歯ブラシを使ってゴシゴシと舌を磨くことだけは避けてください。舌には味覚に関係する「味蕾(みらい)」と呼ばれるものがあります。舌を強く擦ると味蕾が破壊されて味覚が障害されてしまいます。

③ 朝ごはんと昼食後の歯磨きは軽めに行う

口臭の原因は、口腔内の細菌が増殖することにあります。口腔内の細菌は、食べカスをエサにすることで繁殖します。そのため、食後は食べカスが口の中に残らないように歯磨きをしましょう。

そうは言っても、食事は唾液を促すため食直後は口腔内の細菌は少なくなっています。また、細菌の活動も落ち着いているため清潔な状態であるといえます。

そしてこのときに歯磨きをすると、唾液が歯磨きによって洗い流されてしまいます。唾液は口腔内の清潔を保つために必須のものであるため、このタイミングで歯磨きをすることは好ましいとはいえません。

また食事を行うと、虫歯菌から酸が放出されるために口腔内は酸性になります。虫歯になるのは、このような酸性環境下であることで歯が溶けてしまうためです。

一方で唾液は、アルカリ性の性質を持っています。食事によって多く分泌されたアルカリ性である唾液が、そのような口腔内の酸性環境を中和してくれます。通常は、そうすることで虫歯が防がれます。

このような理由から、食直後は軽く汚れを落とす程度の歯磨きに留めておくべきだといえます。できれば、爪楊枝などで歯間の食べカスを取るくらいにしましょう。

④ アルコールは水と一緒に飲む

アルコールの分解には水が必要です。お酒を飲んだ翌日の朝にノドが渇くのは、寝ている間にアルコールを分解するために体の水分が利用され、全身の脱水を起こしているためです。

これは口腔内でも同様で、アルコールを飲むと口も乾きます。口腔内の乾燥は、雑菌の増殖を促すことで口臭を強くします。

そのため、アルコールを飲むときは水も一緒に飲むようにしましょう。そうすることで口腔内の乾燥を防ぎ、結果的に口臭を抑えることができます。

⑤ 就寝前はしっかり歯を磨く

夜は一日の汚れをしっかり落とし、翌朝まで食べカスを残さないようにしましょう。ただでさえ、寝ているときはニオイの元である雑菌が繁殖しやすい時間帯です。寝る前に口腔内を清潔にすることで、細菌の増殖をできるだけ抑えておきましょう。

そうすることで、翌朝の口臭を軽くすることができます。また、虫歯になりやすい人は、就寝前にフッ素を塗るようにすると効果的です。

口臭予防のための習慣は難しいものではありませんが、多くの人が行なっていないことです。今回述べたような5つの習慣を実践することで、あなたが悩んでいる口臭を軽減させることができます。