ニキビ跡の種類と特徴、原因について

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ニキビというのは、「そこにできものがなくなって終わり」というものではありません。処置を間違えた場合、ニキビ跡として、いつまでも顔に残ってしまう可能性もあります。

顔や体にずっと跡が残ってしまうため、状況は深刻です。そこで今回は、この厄介なニキビ跡についてみていきましょう。

ニキビ跡の種類ってどんなものがあるの?

ニキビ跡の種類は、重症度や状態によって分かれます。まず、一番重いものから見ていきましょう。

ニキビがなくなった後に、ニキビがあった場所にしこりのような硬い部分(ケロイド)を生じることがあります。これはとても厄介なものであり、見た目でそれとわかるほど盛り上がることが多いと言われています。傷ついていない肌を触った時とは明らかに違う質感を持っています。

このような跡が残るのは、やはりニキビ自体が大きかったり症状が重かったりするときです。炎症を放っておいて悪化させた場合や、いつも同じ場所にできるのにケアをしなかったという場合に起こることが多いといわれています。

先ほどあげたものは「盛り上がる」ものですが、逆に「へこむ」ものもあります。こちらはニキビの跡としては比較的よく知られたものであり、「クレーター」と呼ばれます。

その名前の通り、月のクレーターのように肌がへこみます。これは、菌類が悪さをしようとしているときに、白血球が戦った結果です。その戦いの過程で皮膚細胞がダメージを受けるのですが、これをうまく修復できない場合に起こります。

紫外線を受けたときにできるのと同じように、メラニンが沈着してしまうことによって起こる茶色のしみのような跡(色素沈着)もあります。このシミは、紫外線でできたシミと同じで、ハイドロキノンのような成分の入った美白化粧品を使い続けることで改善することが多いといわれています。

しかしハイドロキノンは、非常に強力な成分です。そのため、使う際には濃度(一般的には2%以下)に気を付けるようにしましょう。

今まで紹介したものは、放っておいても悪化することこそあるものの、改善することは基本的にはありません。しかし、「炎症によって赤みがでた」というニキビ跡の場合は、時間をおけば改善するといわれています。もちろん、そのための保湿ケアなどは忘れないようにしましょう。

また、人によっては、ニキビによってやけどをしたときのような跡が残る可能性もあります。

ニキビ跡を作らないためにはどうすればいいのか

このように、さまざまな「ニキビ跡」についてみてきました。このようなニキビ跡は、一度できてしまうと、赤みのもの以外は治すのが極めて難しいものだといえます。そのため、何よりも、「ニキビ跡を残さないようにすること」を真っ先に考える必要があります。

これには2つの方法があります。1つ目は、まずニキビを作らないことです。そして2つ目は、ニキビができた後にケアすることです。

不規則な生活やバランスを欠いた食事、睡眠不足を避け、正しい洗顔とスキンケアを心がけることが重要です。ニキビができてしまった場合は、薬やスキンケア商品、あるいは皮膚科などに受診して、決してつぶさず、ケアしていくようにしましょう。これを徹底するだけで、ニキビ跡ができる確率は大きく下がります。

そして、もしもニキビ跡ができてしまったのなら、それを解消する対策をできる限り早くとることが大切です。病気であれニキビであれ、早期発見と早期治療に勝るものはありません。