胃腸の状態とニキビの関係

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「飲みすぎで胃がやけているような気がする」

「食べ過ぎてしまい、胃もたれ起こしている」

「カラアゲ定食を食べると胃が重くなるようになってきた。年かな……」

「今、めちゃくちゃ腸がぐるぐる言っている……」

このように、「胃腸の動き」というのは、私たちの普段の生活のなかでも、よく意識するものです。この胃腸が、実はニキビにも関係があると言われています。この理由についてみていきましょう。

胃腸に負担をかける食事とは

胃腸に負担をかける食事の種類は、いろいろあります。ただ、ここでは、代表的な以下の4つに焦点をしぼりましょう。

・食べ過ぎや飲みすぎ
・ファーストフードや胃腸によくないもののとりすぎ
・寝る前の飲食
・便秘になりやすい食事

食べ過ぎや飲みすぎは肌に出る

アルコールの大量摂取や、食べ物のとりすぎは胃腸に大きな負担をかけます。ニキビの原因の一つが「油分の過剰摂取」ですが、食べ過ぎると摂取する油の量も増えてしまいます。

アルコールが入ると食欲が増進しますから、さらに危険です。また、アルコールの飲みすぎは、それだけで、健康と美容を害する原因となります。

加工品の摂取は腸内細菌の減少につながる

善玉の腸内細菌は、腸をはじめとして体全体を健康に保つためにも欠かすことができません。しかし、ファーストフードなど加工品の摂取が日常的になり、しかもその量が極めて多くなっている状態だと、この腸内細菌の数が減ってしまうと言われています。

善玉の腸内細菌は、肌荒れを抑える効果のあるビタミンB1などを生成します。免疫力を高める効果もあり、ニキビの発生を予防することに一役買っています。この善玉の腸内細菌が減るということは、肌荒れを起こしやすい肌になることとつながっています。

ちなみに、「善玉の腸内細菌がいることはわかったけれど、悪玉の腸内細菌はどうなるの?」と思う人もいるかもしれません。ただ、もともと人間の腸内において悪玉の腸内細菌の数はごく少数であり、「善玉でも悪玉でもない菌>善玉菌>悪玉菌」という比率になっています。

寝る前の飲食は腸にダメージを与える

寝る前の飲食は、消化不良を起こす原因となっています。腸に負担をかけることが肌に負担をかけることにもつながるというのは、これまでの2つ(食べ過ぎ飲みすぎ、加工品の摂取)でも述べてきたとおりです。その上、寝る前の飲食はダイエットにとっても大敵です。最低でも寝る2時間前には食事をやめるようにしましょう。

もちろん、「おなかに食べ物がない状態」を続けることも望ましくはありません。ダイエットをしている人でも、カロリーの低いものを、早めの夕食としてきちんととるようにしましょう。

便秘は肌に悪影響を与える

便というのは、体の老廃物を体外に押し出してくれる力強い味方です。便秘になってしまうと、便が外に排出されなくなり、おなかのなかにとどまります。老廃物もたまった状態であるため、これが肌にいいわけがありませんよね。

便秘のなりやすさ・なりにくさというのは、体質やホルモンバランスにもよるものなので、規則正しい生活をしていても便秘に悩まされる人はいます。しかし、食物繊維の豊富な食べ物をとったり、乳酸菌などをとったりすることである程度は改善するでしょう。

ちなみに乳酸菌に関しては、生きていても死んでいても善玉菌の生成に有用です。そのため、「乳酸菌が生きたまま腸に届く」と謳っている商品でなくても、「善玉菌」という観点でいえば問題ありません。

このように、腸と肌荒れ(ニキビ)というのは、密接なかかわりがあります。ダイエットや健康そのものにつながるものでもあるため、胃腸ケアをしっかりしていくように心がけましょう。