胸(胸元)ニキビはなぜ起こる? その理由と予防、対策方法

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子どもの頃は気にならなかった部分や事柄が、大人になってからはとても気にするようになってしまうことはが多々あります。「胸(胸元)にできるニキビ」なども、このようなケースにあてはまるのかもしれません。

顔と比べると、胸のニキビはあまり取り上げられることがありません。しかし、大人の女性や夏のレジャーでおしゃれを楽しみたい人にとって、胸のニキビはとても邪魔になる存在です。そこで、胸元にできるニキビの原因と対策についてみていきましょう。

胸のニキビの原因はアクネ菌かマラセチア菌か

顔のニキビの原因は、アクネ菌の活動によると考えられています。それに対して、体(特に背中)のニキビの原因は、マラセチア菌の活動によるところが大きいと言われています。

それでは、胸のニキビの場合はどうなのでしょうか。これはなかなか難しく、専門家の間でも、「基本的にはマラセチア菌が起こす」という意見と、「アクネ菌が増えることが原因だ」という意見に分かれます。

しかし、いずれの場合にせよ、アクネ菌もマラセチア菌も、皮脂を好物として増殖していくことに違いはありません。そのため、皮脂の過剰分泌へのアプローチが必要となります。

皮脂の過剰分泌への対策

多くの場合、成長期の真っただ中にいるときに起こる「思春期ニキビ」は皮脂の過剰分泌が原因で起こります。そして、この状態を引き起こしているのは、成長ホルモンの大量分泌や活発な新陳代謝です。

一方、大人の「皮脂の過剰分泌」はライフスタイルによるホルモンバランスの崩れから起こるケースが多いと言われています。例えば、暴飲暴食やお酒の飲みすぎ、睡眠不足、ストレスがかかりすぎている毎日、更年期障害の一つの症状として出てくることもあります。

年齢などによるところも大きく、正しく健康的な生活を送っていたとしても、このようなトラブルが起こることはあります。しかし生活習慣を変えることによって、ホルモンバランスが整っていくのは事実です。「まずはできるところから」と考え、上記のような生活を改めてみてはいかがでしょうか。

「胸に触れるもの」は意外と多い

胸のニキビを作ったり悪化させたりするものは、体の内部からの要因だけではありません。たとえば、あまり清潔ではない洋服や胸元にかかる髪の毛などは、ニキビを作ったり悪化させたりする原因となります。

汚れや汗がついた服というのは、それだけで刺激となります。また、髪の毛の先端というのは、私たちが想像するよりも鋭く、胸や背中の皮膚を傷つけます。

もしあなたが、胸のニキビに悩んでいるということであれば、このような外的な刺激にも気を配った方がよいです。洋服は毎日変え、パジャマも常に新しいものを着たいところです。

夏場で汗をよくかくということであれば、朝に下着を変えても良いかもしれません。人間は、寝ているときにも意外と動くため、下着やパジャマはその分の汗や汚れを吸収していることになります。

また、髪の毛は短く切りそろえる方がよいでしょう。それが無理なら、アップにして胸元にかからないようにします。

ただこの場合、背中や首、胸元が紫外線にさらされることになるので、紫外線対策は忘れないようにしましょう。紫外線は胸のニキビに限らず、他のあらゆるところのニキビにも悪影響を及ぼすものだからです。なお、紫外線の影響は夏だけでなく、冬や春先にも出てきます。一年を通しての対策を忘れないようにしましょう。