お尻ニキビはなぜ起こる? その理由と予防、対策方法

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「お尻のニキビ」は背中や胸のニキビ、あるいは顔にできるニキビとは少し違う意味合いを持ちます。顔にできるニキビは、「目立つ」「かゆい」のような問題点があります。また、体のニキビは自分でも気づかないうちにできていて、対処が遅れるという問題点があります。

このようなケースの場合、「自分自身でひっかいたり、つぶしたりしない限りは、そのままそこに残り続ける」という特徴があります。しかしお尻のニキビというのは、どれだけ本人が触らないようにしていたとしても、座ったときなどにつぶれてしまうことがあります。

また、つぶれるまではいかなかったとしても、体重がずっとかかっているため、常に刺激を受けている状態になります。そのような困りもののお尻のニキビができる原因と対応策をまとめます。

お尻ニキビができる理由

あまり意識することはあまりませんが、お尻は実は予想以上に硬いものです。特に、座り仕事の多い人ならなおさらです。座っているとき、お尻は腰と一緒に、上半身の体重を支えています。そのために角質化が進み、驚くほど硬くなっていくのです。

硬くなった角質層は、毛穴を細くしてしまいます。その結果として、「本来は表面ににじみ出るはずの油分が毛穴のなかに溜まってしまう」ということが起こります。

それに加えて、お尻は決して皮脂の分泌量が少ない部分ではないという事実があります。このようなことが重なって、お尻にニキビが生じると考えられています。

お尻のニキビへの対処法

お尻のニキビはとても対処がしにくいです。ほかの部分とは違い、さらけ出すわけにはいきません。また、座らないで生活をするというわけにもいきませんから、ある意味では「ニキビを生じる箇所の中でもっとも対処しにくい場所である」といえるでしょう。

このような場合、早めに病院に行くことが大切です。あとで触れますが、お尻のニキビの場合、「実はニキビではなかった」という事もありえます。病院で対策を教えてもらい、必要ならば薬を処方してもらいます。

上でも紹介したように、お尻のニキビは「つぶさずに生活すること」がかなり難しいです。このとき、ガーゼで保護するだけでも多少リスクは軽減します。「ガーゼでもつぶれそう……」と不安な人は、魚の目(うおのめ)用の絆創膏を使ってみてください。ニキビの部分をしっかりガードすることができます。

あなたの「お尻のニキビ」はニキビではないかも

「お尻のニキビかと思っていたら、実はニキビではなかった」という可能性があることを既に述べました。お尻に生じるできものは、ニキビだけではないからです。

お尻では汚れやほこり、体からでた垢などがたまり、腫瘍化してしまう場合があります。これを専門用語で粉瘤(ふんりゅう)といいます。

命には別状のない良性のものなのですが、これはニキビのように、「自宅でケアをしていたら治る」というものではありません。病院での対処が必要になります。悪化すると、炎症などを起こす可能性があります。

このようなことを避けるため、「しばらく自宅でケアしていたのに治らない」という場合であれば、できるだけ早めに病院にいくことをおすすめします。

お尻のニキビというのは、場所が場所だけに周囲の人にはなかなか相談しにくい部分です。だからこそ、早めのケアが必要になります。毎日多くの刺激を受けるお尻だからこそ、この部分に生じるニキビに対しては細心の注意が必要です。