食生活とニキビの関係:ニキビのできにくい食事

66952c2116a74ab67ad62d013b6ed96e_s

健康を考えるうえで、食事は非常に重要です。それだけでなく、「美容」とも密接なかかわりがあります。ニキビについての話では、必ず「食事」が話題にのぼるほどです。

しかし、「食事とニキビは関係がある」とはいっても、具体的な食事方針がわからない人もいるはずです。そこでここでは、「食事から見るニキビ予防方法」として、ニキビを作りにくく(治しやすく)する食事と、そうではない食事、加えて誤解されがちな食品についてお話していきます。

ニキビ予防に必要なもの

ニキビ予防を考えるうえで、まず大切になってくるのが「バランスのとれた食生活をする」ことです。野菜を多めにとり、暴飲暴食を控えることが重要です。特にビタミンAやビタミンB群などは、ニキビ予防に欠かすことのできない成分です。

また、強い抗酸化作用を持つビタミンCは、「誘導体」という形で化粧品にも入っているものです。ちなみに、ビタミンCがもっとも多い食品は、実はパプリカです。「ビタミンCの含有量はレモンが一番多い」と思っていた人も多いのではないでしょうか。

また、これらの食事は1日3食、規則正しい時間に摂取することが求められます。ダイエットと美肌目的で「朝ごはんは抜いて、ドリンクだけ」という人もいるかもしれませんが、これは健康にも美容にもよくありません。「高すぎないカロリーのものを、3食きちんととること」の方が重要なのです。

ニキビに悪い食生活とは

では逆に、ニキビを悪化させたり、ニキビを作ったりしやすい食生活とはどういうものなのでしょうか。まず、誰もが思いつくのが、「脂質のとりすぎ」でしょう。

手軽に作ることができ、ローコストで誰が作ってもそれなりにおいしく仕上がる「揚げ物」などは、外食ではよく出てくるものです。ただし、とりすぎは要注意です。揚げ物を多く食べることで、皮脂の分泌量を増やしてしまう可能性があります。

また、血糖値を急激にあげてしまいやすい食品のとりすぎも望ましくありません。白米など、糖質を多く含む食品がその代表例です。

それから、ちょっと注意したいのが「アルコール」です。適量の飲酒は健康に対して、むしろよい影響を与えます。適量のお酒をたしなんでいる人は、まったく飲まない人に比べると、長生きをするというデータも出ています。

健康と美容は密接な関係があるため、「アルコールを飲むこと=肌に悪いことである」という論法は間違っています。実際、赤ワインなどは、そのなかに含まれるポリフェノールによって、むしろ活性酵素の発生を抑えるとも言われています。

しかし、過剰なアルコールの摂取は、やはり肌にとってマイナスです。生活リズムが不規則になりやすいですし、女性であれば酔っ払って帰って化粧を落とさずに寝てしまうこともあります。また、アルコールは食欲を増進させるため、食べる量が増え、必然的に揚げ物などを多く食べてしまいます。

よくある誤解を読み解く

ニキビ予防の話をしていると、しばしば「肉を食べてはだめなのではないだろうか」「油はとらない方がよいのではないか」という話題が出てきます。しかしこれは両方とも間違っています。

タンパク質は、肌を作る原料となるものです。これがなければ、肌は、傷ついた部分を修復できません。また、古くなった角質層を落とすことも難しくなります。古くなった角質層は毛穴をふさいでしまうため、肉を食べなければ結果として、むしろニキビのできやすい肌となります。

また、油をまったくとらないのは逆効果です。油というのは、ニキビの原因になるのと同時に、肌を乾燥から守ることでニキビをできにくくする役目も担っています。

つまり、油を正しく理解すると「薬も過ぎれば毒となる」というものになります。油をまったくとらないのも、とりすぎるのも害になるということです。