ビタミンCなどの抗酸化物質とニキビ予防

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ビタミンCなどは、「抗酸化物質」と呼ばれる物質です。抗酸化物質はニキビ予防に欠かせない物質の一つです。そこで、抗酸化物質とニキビの関係についてみていきます。

そもそも「抗酸化物質」とは何か

抗酸化物質とニキビの関係を知るためには、まずは「抗酸化物質とは何か」ということから学ばなければなりません。ここではその基本からお話します。

抗酸化物質というのは、名前の通り、「酸化に抗うことのできる能力を持っている物質」とのことです。

「人間の体が酸化するの?」という疑問を持つ人もいるでしょう。例えば、動脈硬化などをひきおこす物質に「活性酸素」というものがあります。この活性酸素は、人間の体にさまざまな悪さをします。がんや老化、さらには免疫機能の低下が起こるのも、活性酸素の働きが関係しています。

私たちの体は、活性酸素をある程度抑制することができます。人間の体には、活性酸素と戦うことのできる「酵素」があるからです。

しかし、「活性酸素と戦うための酵素」というのは無限に湧き出るものではなく、年を取っていくと、その絶対量が少しずつ減っていきます。そのため、若いときには処理できていた活性酸素を処理しきることができなくなり、さまざまな健康被害が出てきてしまうのです。

そのため、活性酸素に対抗するための手段を「外部」から取り入れる必要があります。そのときにピックアップされるのが、ここで取り上げている抗酸化物質です。

抗酸化物質は活性酸素の働きを抑制する、「外からやってくる味方」のようなものです。酵素だけでは対応できなくなった活性酸素に対抗することで、その働きを抑制します。

酵素をとりいれるのはダメなのか

「体内の酵素がたりないのであれば、酵素ドリンクなどを飲めばいいのでは」と思う人がいるかもしれません。しかし外部から取り入れる酵素は、他の食品と同じように腸内で分解・吸収されるだけです。つまり、そのまま体のなかで、「活性酸素に対抗することのできる酵素」として働くことはできません。

しばしば、エドワード・ハウエル氏が1946年に唱えた「酵素栄養学」を根拠に、「酵素を取り入れることは効果があるのだ」と謳うものもあります。ただ、現在ではそのデータは公平性を欠くものであるとし、認められていません。要は、酵素自体を飲んでも活性酸素に関しては意味がないのです。

このように考えていくと、「活性酸素の働きを抑制するために取り入れるべきなのは、酵素ではなく、抗酸化物質である」と言えるのです。

ニキビと抗酸化物質の関係とは

ニキビというのは、ダメージや肌の老化が原因の一つとなって起こります。上でも述べたように、活性酸素は体の老化を押し進めてしまう厄介なものです。

こう考えていくと、「抗酸化物質をとることは老化を防ぐことにつながり、結果的にニキビの発生を抑制する」ということにつながると推測できます。

ちなみに、紫外線を浴びると、活性酸素はとてもたくさん発生します。しかし、それに対抗できる抗酸化物質を取り入れることによって、そのリスクを減らすことができるのです。

抗酸化物質の取り入れ方

抗酸化物質の取り入れ方は、「経口摂取」と「塗る」というものがあります。どちらの場合であっても、ビタミンCやビタミンA,あるいはビタミンEなどといったものが非常に効果的です。

これらの成分は基礎化粧品にもよく含まれていますし、「食べ物」として取り入れることも簡単です。例えば、パプリカなどはビタミンCが豊富です。ビタミンAはレバー類に多く含まれ、ビタミンEは海産物(あんこうやいくら、あゆなど)に大量に含まれています。

ニキビ防止と健康のために、今日からでも食品を活用して抗酸化物質を取り入れる生活を心がけてはいかがでしょうか。