昼寝は午後からの作業効率を向上させる

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一日中仕事をしていると、昼食後の仕事などは特に眠気を感じるものです。そして、そのまま集中力が続かない時間が数時間続きます。この時間は、仕事の効率も悪く、自分でも集中していないことに焦りや苛立ちを感じる人が多いのではないでしょうか。

このような午後からの眠気を解消する一つの方法が、短時間の昼寝です。今回は、昼寝の重要性について述べていきます。

2つの眠気のピーク

眠気には大きく分けて、2つのピークがあります。一つ目は深夜2~4時です。この時間帯は、人間の身体に刻まれた生体リズムによる眠気で、体温の低下を伴います。

つまり、この時間に運転したり、何か大事な作業を行ったりすると、重大な事故やミスにつながりやすいということです。

この強い眠気は、一日のうちで必ずやってくる避けようのない眠気です。そして、この眠気のメカニズムは生体リズム以外にももう一つあります。それは、疲労物質の蓄積によるものです。

人は起きている間に脳を使っています。そして、脳を使うと脳内に疲労物質が蓄積し、眠気を引き起こします。「疲れたから眠い」と感じるのはこのメカニズムによるものです。つまり、深夜2~4時の眠気は、生体リズムと疲労物質により引き起こされるということです。

そして二つ目の眠気のピークは、午後2~4時に起こります。この眠気では体温の低下は起こっていません。これは一般的に「食後のため眠くなる時間」と考えられていますが、全く別物です。

実はこの眠気も生体リズムに刻まれた、もう一つの眠気だったのです。人間のルーツはアフリカにあるとされています。アフリカの午後2~4時は太陽が照っており、外気温も高い状態です。人間は、この時間帯に休息しているようにリズムが刻まれたのではないかと考えられています。

この時間帯の眠気を利用すれば、うまく仮眠がとれます。そして、仮眠をとることは、疲労物質の除去にもつながります。

昼寝の時間

人の眠りには浅い眠りと深い眠りの2つの眠りがあります。浅い眠りは体を休ませ、深い眠りは脳を休ませます。

多くの人は睡眠後30~40分経つと、深い眠りに入るとされています。そして、深い眠りに入った後、この時間(深く眠っているとき)に起きてしますと目覚めがよくありません。また、深い眠りは睡眠後90~120分続き、その後また浅い眠りに入ります。この浅い眠りのときは目覚めが良く、すっきり目覚めることができます。

以上のことからも、仮眠は30分未満、もしくは90~120分のどちらかが良いと考えます。しかし、現実的に考えて、昼休みで90分もの睡眠時間の確保は難しいです。そこで、30分未満の睡眠を確保するのが良いでしょう。

この30分未満という短時間の仮眠が脳の疲労物質を減らし、あなたの午後からの作業効率を上げてくれるはずです。

ちなみに、夜の睡眠時間もこの90分サイクルを考慮するといいです。90分単位で起床時間を決めると、朝の目覚めがすっきりします。