オーダーメイドサプリメントの品質によるメリットとデメリット

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現在では多くのサプリメントが世の中に出回っています。ただ、これらのサプリメントの中で、どれが自分に必要なのかを判断するのは分かりにくいです。

そこで、カウンセリングなどを行うことで一人一人に適したサプリメントを判断し、オーダーメイドで選ぶサービスがあります。これを、オーダーメイドサプリメントといいます。人によってサプリメントの種類が異なるため、専門家のアドバイスを受けながら活用できるという特徴があります。

一見すると素晴らしいサービスですが、もちろんメリットばかりではありません。ここでは、中立的な立場でオーダーメイドサプリメントのメリットとデメリットを考えていきます。

オーダーメイドサプリメントのメリット

数あるサプリメント会社の中でも、オーダーメイドサプリメントを売りにしている会社があるほど、個人に適したサプリメントの提供には大きな需要があります。単に面談するだけでなく、病院で受けた検査結果をもとにしてカウンセリングをする場合もあります。

こうしてオーダーメイドで決められたサプリメントは、多くは1日ごとにパック詰めされます。たくさんのサプリメントがゴソッと箱に入った状態から、自分で選び出して服用するのは困難です。そのため、分包によって1日単位で分ける操作が不可欠なのです。

医薬品であっても、高齢者などで服用する医薬品の数が多くなる場合は、分包するケースがあります。「朝、昼、夜、寝る前」などと書かれた小さな包装に薬を入れ、確実に服用できるように工夫するのです。

ただ、サプリメントの場合は医薬品のように「1日1回2錠、朝食後に服用」などとは指示できません。「1日2錠を目安に召し上がりください」という表現になります。医薬品のように厳格に服用時間を守る必要は必ずしもないため、オーダーメイドサプリメントでは1日ごとのパック詰めなのです。

オーダーメイドサプリメントのデメリット

個別に適したサプリメントを選んでもらえるというメリットはあるものの、オーダーメイドサプリメントは品質面で大きな問題があります。こうしたサプリメントは既製品を詰め替えなければいけないため、封を開けて長い時間が経過している可能性が高いです。

サプリメントには栄養素が含まれており、これらは湿気や光に対して弱いです。ただ、封を開けた瞬間から空気によって酸化したり、長時間置いておくことで光による分解が進んだりします。

特にビタミンCなどの抗酸化物質は、空気によって酸化しやすい成分です。そのため、いつ空けられたのか分からないボトルからサプリメントが詰め込められたとき、本当に期待した作用を得られるのかは分かりません。成分が分解している可能性があるからです。

医薬品であっても同様であり、薬では湿気や光による分解がどれだけあるのかを試験します。中には分包を禁止している薬もあり、これは湿気などによって品質が低下するからです。また、薬では光を遮る遮光シートを用いていることが多いです。これは、成分が光によって分解されるからです。

薬を分包するときは湿気や光をブロックするシートから出すため、湿気などの影響はほとんど受けていません。そのため、分包しても3ヶ月程度の品質が保証される場合が多いです。

一方、サプリメントではプラスチック容器にガサッと入れられています。封が開けられていると、空気による湿気や酸化、光による問題を受けた状態から分包されるため、既に品質が落ちてしまっている可能性を否定できません。こうした品質面の問題がオーダーメイドサプリメントのデメリットです。

また、カウンセリングを行ったり分包機を用いて一人ずつサプリメントを調節したりするため、当然ながらその分だけ値段が高くなります。

こうしたデメリットを把握して、「サプリメントへの湿気や酸化対策をしている」「封を開けて期間が短いサプリメントしか使用していない」「アルミシートを巻いて遮光している」などの対策をしている店舗であれば、オーダーメイドサプリメントを注文しても問題ないかもしれません。

サプリメントは医薬品ではないため、販売するメーカーや店舗によって品質に大きな差が生まれます。これはオーダーメイドサプリメントでも同様であり、品質を考慮しながらサプリメントの検討をしましょう。