値段の安い健康食品・サプリメントの品質と不純物による被害

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医薬品であれば、病気を治すことが前提であるために厳しいチェック体制による品質管理が徹底されています。これは先発医薬品でもジェネリック医薬品でも同じであり、すべて国が定める基準を満たさなければいけません。

一方、健康食品・サプリメントではどうでしょうか。これらはあくまでも食品であるため、医薬品のように厳格な検査をしたり基準を満たしたりしなくても問題ありません。そのため、工場によって品質は大きくばらつきます。

また、中に含まれる成分の質も異なります。明確な基準は設けられていないため、製造メーカーの良心によってサプリメントの品質が決まるともいえます。そこで、健康食品・サプリメントの品質を見極める一つの判断基準として「値段」を考えるようにしてください。

安い価格のサプリメントは良いのか

健康食品の中には、値段の安さをアピールしているものがあります。価格が下がるのであれば、そちらの方がいいように思えます。

ただ、このときは「品質が同じ」という条件がつきます。値段は大幅に下がったものの、品質も同じように低下したのでは意味がありません。ただ、サプリメント会社によってバラつきが大きいため、同じ成分でも製造メーカーによって品質は違います。

まずは、あなたが健康食品・サプリメントを服用する目的を再確認しなければいけません。少なくとも、「安いサプリメントを飲むこと」がゴールではないはずです。健康食品を活用することで、「体に対して何かしらの利益を得ること」が本来の目的です。

この目的を忘れて価格の安いサプリメントに飛びついてしまうと、粗悪品の商品が届いてしまう確率が高くなります。

高品質の商品を製造するためには、それなりの値段を設定しなければいけません。大量生産によって価格を抑えることができるとはいっても、限界があります。それにも関わらず低価格を実現させるということは、原材料の質を下げるなど、品質を落とすしかありません。

このような理由があるため、値段が安すぎる健康食品・サプリメントに手を出すのは危険であるといえます。健康のために服用しているサプリメントの品質が悪く、逆に健康被害を起こすこともあるほどです。

健康食品のコストを考える

天然食品には多くの栄養素が含まれていません。天然由来の成分からは抽出できる栄養素の量が少なく、必然的にサプリメントの製造に手間暇がかかるので高額になります。そのため、価格の安い天然由来のサプリメントは存在しないと考えてください。

合成品でも同じであり、化合物を合成した後に不純物を取り除かなければいけません。価格を安くする場合、不純物除去の省略などのコスト削減をしなければいけません。

不純物の混入したサプリメントでは、健康被害を起こす可能性が高まります。そのため、合成品であっても安すぎるサプリメントは危険です。いずれにしても、天然品でも合成品でも価格に着目してサプリメントを選んではいけません。

それでは、価格が高ければ良いのかというと、もちろんそうではありません。商品には適切な値段があります。ある程度の価格は維持しつつも、良心的な値段で販売されている健康食品が望ましいです。

中には1ヶ月で何十万円もするサプリメントが存在します。いくら品質を重視しているとはいっても、そこまで高額になることはありません。常識的な値段で売られている商品を選ぶ必要があります。

ビタミン剤など、通常のサプリメントであれば1ヶ月で3,000~10,000円が一般的な相場です。成分によってはこれよりも高額になることはありますが、この基準よりも安すぎたり高すぎたりする健康食品は避けるようにしてください。

健康食品・サプリメントは価格よりも品質で選ぶようにしましょう。信念をもったメーカーによって製造されている高品質のサプリメントを選ぶことが、健康生活への第一歩です。