遺伝的要素によるハゲ・薄毛と脱毛症(抜け毛)の原因

91b907967af71a3a14ee035bfa57c2c5_s

なぜハゲになるのでしょうか。その理由はさまざまであり、食生活で偏食が多かったり、ストレスを溜め込むなど精神的な要因が絡んでいたりします。

その中でも、遺伝的要素による薄毛も存在します。ハゲは遺伝するのです。ただ、親や兄弟がハゲているからといって、必ずしも脱毛が進んで薄毛になるとは限りません。そこで、どのようにしてハゲが遺伝していくのかについて学んでいきます。

ハゲ遺伝子

人の髪には個人差があります。白人であれば金髪の人がおり、日本人であればほとんどが黒髪です。黒髪であっても、直毛の人がいれば縮れている人もいます。このときの髪の性質は一生変わりません。

つまり、人は生まれながらにして髪質が決まっているといえます。このときの髪質は遺伝による影響が大きいです。親の髪を見れば、その子供から生まれてくる髪質をある程度は予測することができます。

薄毛も同じであり、親から遺伝します。ただ、抜け毛などによってハゲになるのは100%が遺伝による影響ではありません。あくまでもハゲやすい体質なのであって、適切なケアを行えば薄毛対策を行うことができます。

しかしながら、他の人に比べて薄毛を気にしなければいけないのは事実です。遺伝子は両親からそれぞれ受け継ぎますが、それぞれ2つセットになっています。このとき、遺伝子に2つともハゲ因子がない場合は男女とも関係なく薄毛に悩むことはありません。

ただ、ハゲ因子を一つでも受け継ぐと男性は薄毛になりやすいです。一方、女性の場合はハゲ因子が一つの場合は薄毛による脱毛症は起こりません。

しかし、遺伝子のハゲ因子を2つ受け継いだ場合、男性であっても女性であっても薄毛になります。男性では頭頂部の髪の毛が抜け落ちますが、女性の場合は全体的に髪の毛が薄くなります。男性と女性ではハゲ方が違うのです。

両親の髪の毛が問題ない場合であっても、祖父などで薄毛の人がいる場合、男性はハゲてしまう危険性があります。一方、女性ではあまり問題になりません。

母方の祖父がハゲ遺伝子として重要

父親や父方のおじいさんが薄毛の場合、自分も将来はハゲてしまうのではないかと心配してしまいます。これは前述の通り、ハゲ遺伝子は遺伝してしまうからです。

ただ、父方の遺伝子というよりも、母方の遺伝子の方が「男性ホルモンで重要となる遺伝子(ハゲ遺伝子)」を受け継ぐことが判明しています。そのため、父親の頭の状態よりも、母方のおじいさんが薄毛である場合の方が脱毛症の危険性が高いとされています。

もっと詳しく言えば、薄毛を促す男性ホルモンとしてジヒドロテストステロンが知られています。ジヒドロテストステロンの影響を受けやすい体質というのは、母方からの遺伝が大きいということです。

もちろん、必ずしも母方の遺伝子だけで抜け毛に悩まされるかどうかが決まるわけではありません。薄毛の遺伝は完全には解明されていないため、これからの課題でもあります。

なお、たとえ兄弟であっても薄毛になったりならなかったりします。必ずしも遺伝だけで脱毛症になるかどうかが決まるわけではありません。日々の生活や頭皮ケアなども重要な要素を占めるため、これらの影響まで考慮しなければいけないのです。

そういう意味では、「たとえハゲ遺伝子をもっていたとしても適切に対処していれば、ある程度は脱毛症を防ぐことができる」ということでもあります。