育毛剤、発毛剤、養毛剤の違い:薄毛対策と育毛促進

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薄毛に悩み始めたとき、多くの人は対策を取り始めます。このとき、世の中にはたくさんの薄毛対策グッズがあります。そのなかでも、カテゴライズ(分類分け)に迷うのが「育毛剤」「発毛剤」「養毛剤」でしょう。

まず、それぞれ何が違うのか分かりません。言葉が違うだけなのか、明確な使い分けがあるのかについて悩んでしまいます。そこで今回はこの3つの分類分けと、それに関する意味や意見についてまとめていきます。

「育毛剤」とは何か

薄毛対策の商品の中でもっともよく耳にする育毛剤は、「現在生えている髪の毛を、より成長させるためのもの」という認識で語られることが多いです。

新陳代謝の活性化を望んだり、血行の促進をしたりすることが育毛剤の目的です。これによって、毛髪に栄養を届けたり、脱毛を抑制したりする効果を期待することができます。産毛を育て、力強い髪の毛に育てていくという認識で使われることもあります。

「発毛剤」とは何か

育毛剤が、「現在生えている髪の毛」にアプローチするものであるのなら、発毛剤は「髪の毛が抜け落ちた後に、また新しく髪の毛を生やしていくこと」を目的としています。

そのため、すでに髪の毛がなくなった人が頼りたくなるのがこちらの発毛剤です。当然のことながら、発毛剤は育毛剤よりも強い効力が求められるため、医薬品に分類されているものが多いのが特長です。効果が強力である分だけ、副作用にも注意しなければいけません。

「養毛剤」とは何か

育毛剤と発毛剤が「髪の毛を育てること」を目的としているのに対して、養毛剤というのは、「現在ある髪の毛をフォローし、いたわること」を目的としています。具体的に言うのであれば、「抜け毛を防ぐ」のが養毛剤ということになります。

養毛剤の場合は、「直接的に育毛に働きかける」ということではないため、化粧品扱いのものも多いです。薄毛対策用の薬用シャンプーなど、頭皮改善を目的としているものと同じく、あくまでその効果は「髪の毛の保護」にとどまるのが大きなポイントです。

「実際には明確な分類分けは存在しない」という専門家もいる

ここまで、「育毛剤」「発毛剤」「養毛剤」の区別についてみてきました。しかしながら、医師のなかには、「これらに明確な区別は存在しない」としている人もいます。

育毛剤や養毛剤、発毛剤のそれぞれに、「医薬部外品」として分類されるものが存在します。つまり、どのカテゴリーにも医薬部外品のように効能・効果をうたえる商品が存在しています。それ以外にも、「発毛促進剤」などの名称もあり、分類はさまざまです。

また、そもそも「薄毛(育毛)関係においては、医薬品と医薬部外品の区別自体があいまいである」といわれることもあります。

このようなことを考えれば、上であげた分類分けはあくまで一例にすぎず、明確な分類分けをすることはできないといえます。

分類分けの意味はどこにあるのか

しかし、このように分類分けをすることは、決して無意味なわけではありません。「その区別があいまいだ」という意見は確かにありますが、中には明確に分類分けされている商品も存在します。そこで、目的にあわせて薄毛対策商品を活用すれば問題ないのです。

例えば、「髪の毛を増やす」ということを目的としており、強力な効果を期待したいのであれば、「医薬品に分類される発毛剤」を使えばいいことがわかります。

ただ、医薬品は選択肢が非常に狭く、病院での処方が必要になる場合もあります。また、薬の種類によっては、女性や未成年などで使えないこともあります。この場合は、医薬品の中でも「医薬部外品に分類される育毛剤」を使うのがよいでしょう。

なお、養毛剤は育毛剤や発毛剤とあわせて使う必要があります。基本的には、育毛剤か発毛剤を活用し、これに追加して養毛剤を用いると考えてください。そうして頭皮ケアをすることが、薄毛対策や育毛促進につながります。