男性の髪の毛は20代前半から細くなり、ボリュームが減る

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昔の自分自身の写真を見ながら、「昔はこんなに髪の毛がふさふさしていたのに……」とため息をつく人は多いのではないでしょうか。特に、若いときの自分の頭髪状況と、現在の頭髪状況を比べて頭をかかえるケースも多いでしょう。

しかし、意外に思われるかもしれませんが、その「昔」からすでに髪の毛は細くなっていっています。より詳しく言えば、男性の髪の毛は20代の前半から細くなっていき、退行するようになります。

髪の毛の太さの基本的知識

人間の髪の毛は、生まれてから成長するにしたがって徐々に太くなっていきます。生まれたばかりの子どもの髪の毛はとても細く、頼りないものです。しかし小学校くらいになるころには十分な量、十分な太さになります。

このような「成長」は、ある年齢にいたるまでずっと続きます。ちなみに日本人の髪の毛の太さは0.06~0.09ミリほどであると言われています。

髪の毛の太さの退行時期は性別によって違う

しかしこのような「髪の毛の太さの成長」は、ある段階で止まります。そしてそのあとは、徐々に細くなっていきます。「人間は年を取るにしたがって子どもにかえっていく」と言われていますが、これは髪の毛も同じです。少しずつ太くなっていった髪は、徐々に細くなっていくのです。

では、何歳くらいから退化が始まるのでしょうか。これには、衝撃的な結果が出ています。

女性の場合は30歳程度のときがもっとも太く、それ以降に細くなっていきます。しかしながら男性の髪の毛が細くなっていくタイミングは、女性の退行時期よりもはるかに早く始まります。そしてそれは、20~22歳の時期を頂点として、あとはゆるやかな下降線をたどっていきます。

つまり、あなたが懐かしんでいる「写真」に写っている若い頃の自分の髪の毛も、すでに細くなり始めているということになります。

若いときのカラーリングなどがダメージの原因になる

若いうちから髪の毛が細くなるとはいっても、いわゆる「薄毛の悩み」をもっている20代前半の男性というのは、中年期以降の男性に比べるとわずかです。そのため、本人も気づかないような速度でゆっくりと細くなっていく場合には、それほど心配はいりません。

しかし、自分自身でもしっかりと自覚できるくらいの速度で細くなっていっている場合は、一度は育毛対策が必要でしょう。さらには、「髪の毛の問題」では終わらない健康的な問題が隠れている可能性も中にはあります。

他にも20代の前半では、社会にまだ出ていない人も多いです。そのため、髪の毛にパーマをあてたり、カラーリングを楽しんだりすることが可能です。

社会人でもカラーリングが可能な業界はありますが、男性の場合、女性に比べて髪型の自由がききにくいです。そのため、思い切り髪の毛で遊ぶことができるのは、やはり10代後半~20代前半のころでしょう。

しかしながら、上でも述べたように、この年代から男性の髪の毛は徐々に細くなっていきます。そのため、カラーリングやパーマなどに対しては、ある程度慎重に向き合いうべきです。どれだけ品質の良いカラーリング剤を使っても、やはり髪の毛や頭皮には負担がかかります。これは、パーマ液も同様です。

「3か月に1回程度染める」というように、常識的な範囲内ならば問題も少ないでしょう。しかし毎月のように髪の毛の色を変えるような生活をしていると、髪の毛に対してかかる負担は大きくなります。そのため、このような髪へのダメージを避けることが、将来の薄毛を避けることにつながります。

男性の髪の毛は20代前半から細くなり、退行し始めるという事実を認識したうえで、若いころから頭皮へダメージを与えないことを心がけることが重要です。