食生活やストレス・精神不安が薄毛・脱毛の原因となる

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「薄毛の原因」というのは、一口では言い表せないものがあります。さまざまな複合的な要因が絡み合い、その結果として薄毛になると考えられているからです。そのなかには、「遺伝的要素」というような、自分ではどうしようもないものもあります。

しかし、生活習慣による「薄毛・脱毛の不安要素」を取り除くことで、悪化を食い止める手助けになることも事実です。そこでここでは、「食生活」「ストレス・精神不安」に焦点をあててお話していきます。

不規則な食生活は髪にも健康にも悪影響を与える

男性でも女性でもありがちなのが、「食事の量や栄養がたりないことによる脱毛」です。髪の毛は必需品ではないため、栄養が欠乏すると生命維持が優先されるために、髪の毛に送る栄養を少なくしてしまいます。また、髪の毛を作るために必要なタンパク質などが少なくなると、物理的に髪の毛を作ることができなくなってしまいます。

加えて、ビタミンなどの摂取も髪の毛を育てるために重要です。これらの栄養分の欠如は、容易に薄毛を加速させます。

ワカメなどの海藻類は髪の毛によいのか

しばしば語られるのが、「ワカメなどの海藻類が髪の毛によい」という説です。これはあながち間違いとは言えません。海藻類にはヨードなどが含まれているため、これが髪の毛を育てる有効な栄養分となっていることは確かです。

しかし、体は「これは髪の毛を育てるためのもの」と取捨選択ができるわけではありません。そのため、ヨードが髪の毛だけのために使われるということはなく、栄養素の一つとして体内に吸収されます。もちろん、これらを摂取することが悪いことだとは言えませんが、過剰な期待はできないでしょう。

そして、食事と同じように髪の毛へ影響を与える要素として、ストレスや精神不安が一般的に指摘されています。

ストレスや精神不安が髪の毛に与える影響とは

ストレス・精神不安が薄毛や脱毛に悪い影響を与えることは、多くの専門家が指摘しています。特に円形脱毛症などは、ストレスとの関係が深いと言われています。ストレスが引き金となって円形脱毛症が起こることは、複数の専門家が指摘しています。

ただし、「ストレスがどれほどの強さで薄毛と関係しているか」については、専門家の間でも見解が分かれています。「ストレスと薄毛・脱毛が強い関係にある」と指摘する専門家は、その根拠として、次のように述べています。

「ストレスがたまると、血流が悪くなる。そうすると、体は血流をよくする働きを持っているテストステロンに頼らざるを得なくなる。そのため、テストステロンが増える。テストステロンは、脱毛症を進めるDHTと関係があるため、結果的に脱毛を促進する」

反対に、「ストレスが薄毛に関係しないわけではないが、科学的な結びつきが明確にあるかと言われると、疑問が残る」という専門家の場合、次のようにいいます。

「ネズミなどでは影響があるようだが、人間を対象としたものでは、まだストレスと薄毛の関係は明確化されていない。また、強いストレスを受けるであろうと考えられている年代は40代~50代であり、この時期は加齢による薄毛も気になる年代であるから、加齢による薄毛をストレスによる薄毛だと考えている可能性がある」

このように、髪の毛に関する専門医師の間であってさえ、「ストレスや精神不安が、どれくらいの強さで薄毛や脱毛に関係するのか?」ということについて、はっきりとわかっているわけではありません。

ただ、いずれの場合であっても程度の差こそあれ、これらストレスや精神不安が薄毛・脱毛に影響を与えることは確かです。ストレスや精神不安は健康にも良くありませんから、その観点からも、ストレスフリーの生活を実践することは重要だといえるでしょう。

そして前述の通り、薄毛や脱毛に対しては食生活も重要です。栄養まで気を使うことができれば、髪の毛の状態を改善できるようになります。