薄毛対策の種類と違い:発毛・育毛・増毛・植毛・カツラ

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髪の毛が薄くなってくると、男性や女性に限らず誰もが気になってきます。このときは薄毛対策を考え始めますが、この対策にはいろいろな種類があります。特に知られているものとしては、「発毛」「育毛」「増毛」「植毛」「カツラ」などです。これらについて、それぞれどのような違いがあるのでしょうか。

専門医のなかには、「発毛・育毛・増毛の区別はあいまいであり、定義づけは難しい」としている人もいます。しかしながら、「発毛」「育毛」「増毛」「植毛」「カツラ」などのような薄毛対策については、「一般的にこのような解釈ができる」という一般論を言うことは可能です。

そのため、今回はこの「一般論」に基づいて解説し、その種類と違いについて認識するようにします。

発毛の概要とメリットとデメリット

発毛とは、一般的に「今はもうない(まだない)毛穴から、新しい髪の毛を生やす」という薄毛対策の方法を言います。今までなかったところから髪の毛が生えてくるわけですから、純粋に髪の毛の量が増えます。また、自分自身の髪の毛を生やすためですから、負担も少なく、もっとも理想的な薄毛対策だといえます。

ただ、周りに何もない砂漠地帯で植物を育てるのが難しいのと同じように、薄毛に悩んでいる人の頭皮で新たな毛を生やすのはなかなか難しいのが現状です。そのため、医療機関による施術以外では、その効果に根拠を求めることはできません。

また、理想的な薄毛対策であるため、その分だけ高額でもあります。医療機関での発毛対策では、内服薬や注射剤などの医薬品を使用するという形でアプローチします。

誰でも簡単にチャレンンジできる育毛の魅力とは

しかしながら、医療機関に出向いてまでして薄毛対策を行うというよりも、まずは育毛剤などを利用して髪の毛を育てようと思う人の方が多いです。薄毛対策と聞いて、まっさきに思い浮かぶのがこの「育毛」です。現在生えている髪の毛をより強く、上部に育てるのが育毛です。育毛では、現状維持を目指す人にもおすすめです。

育毛剤は市販されており、安価で試すことができるのは魅力です。ただ、その作用を実感するためには時間がかかるうえに、その効果は一定ではなく、なかには「市販の育毛剤では効果が得られなかった」という人もいます。

また、この方法は、ある程度髪の毛が残っている人が対象です。まったく髪の毛が残っていない場所に生やすのは、育毛剤では難しいと考えなければいけません。

即効性が期待できる増毛とリスク

今ある髪の毛に、人工毛を結び付けて髪の毛を増やしてみせる方法を「増毛」といいます。毛を植えるため、増毛には即効性があり、本数を自由に調整できる自由度の高さが魅力的です。人為的に髪の毛を増やすわけですから、その効果は100パーセント保障されます。

ただ、この方法の場合、結びつけられた髪の毛には大きな負担がかかります。また、髪の毛が伸びてくると、結び付けた髪の毛もずれてくるため、定期的な手入れが必要です。増毛する際には、こうしたリスクがあることを知った上で検討するようにしましょう。

確実な方法である植毛のリスクとの兼ね合い

一方で皮膚を切開し、髪の毛を埋め込み、髪の量を増やすというのが「植毛」です。髪の毛を植え付けるわけですから、手術が失敗しなければ、確実に髪の毛が増えます。また、現在の技術は日進月歩であり、定着率も高くなっています。そのため、非常に魅力的な方法であることには間違いありません。

「確実に薄毛を解消したい」ということであれば、植毛を検討するのも効果的です。自分の髪の毛をつかえば、トラブルも極限まで減らせます。

植毛のデメリットは、多額の費用が必要になることです。また、皮膚を切開するため、「医療行為」に位置づけられます。傷などがしばらく残る可能性もあるため、慎重に選択しなければいけません。

即効性のあるカツラは、予備に持っておく

これまで紹介してきた方法と少し異なるのが「カツラ」です。髪の毛を生やしたり植えたりするのではなく、完全なる別の毛を頭にかぶせることでカモフラージュするのがカツラです。カツラについては、今はつむじ部分だけを覆うことのできるウィッグも出ています。

カツラには即効性があり、育毛などを進めている最中のカバーにも使うことができます。質のよいカツラを使えば、カツラだと気付かれることはほとんどないでしょう。「のせるだけでOK」という手軽さも魅力ですから、一つ持っておくと便利です。

ただ、カツラは根源的な解決策にはなり得ません。また、カツラをつけていると、激しい運動をしにくく、天候の影響も受けやすいです。場合によってはかゆみやムレが起こることもあります。

ここまで紹介した通り、どの方法にもそれぞれに特徴がありメリット・デメリットがあります。薄毛対策には「発毛」「育毛」「増毛」「植毛」「カツラ」とさまざまな種類があるため、自分に合う方法を選ぶようにしてください。