ミネラルウォーターなど、水の取り方を変えれば便秘は解消する

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便秘は、子供から老人まで多くの人が抱えている悩みの一つです。便秘は腹痛やおなかの張りなどの症状だけでなく、肌荒れ、腰痛などさまざまな身体の症状に関係しています。

その便秘の改善方法として、「食物繊維が豊富な野菜の摂取」「腸のマッサージ」などさまざまな方法がいわれています。しかし、もしただ水を飲むだけであなたの便秘が改善するとしたらどうでしょうか。今回は水の摂取と便秘の関係について解説します。

便秘について

便秘は高齢者や女性に多く、一般的にその期間、排便の困難さ、残便感、口腔からの便臭などで判断されます。

日本内科学会の定義では、便秘は「3日以上排便がない状態、または排便があっても残便感がある状態」とされています。

また便秘には、がんによるものなど原因がはっきりした「続発性便秘」と、大腸の蠕動運動や直腸の運動機能異常が原因で起こる「機能性便秘」の2つに分けられます。

便秘における実際の便の状態は、「腸の一部が閉塞することによって、便の動きが制限されている」「麻痺により腸の動きが制限されて便が動けない」「脱水により、便が固く大きくなって排泄されない」「便の量が少なくなり、固い塊になる」などになります。

そして、自覚症状としては腹痛や吐き気をはじめとして、残便感、食欲不振、めまい、背中の痛みなどがあります。また、便秘に関与する要因としては、食物繊維の摂取不足や薬の副作用、ホルモンバランスの乱れ、タンニンの大量摂取、精神的ストレスなどが挙げられます。

便秘と水の関係

体内に占める水分量は男性が約60%、女性で約55%になります。もともと体内に占める水分量が少ないため、女性の方がのどの渇きに対して鈍い傾向にあります。そのため、女性は水分を十分に摂取せず、体内の水分が不足しやすくなっています。

これも女性に便秘が多い原因の一つです。

また、もし水分の摂取量が足りず体内の水分量が減ると、代謝の低下を招き、腸の活動を抑制します。さらに、先ほど述べた脱水による便の変化も便秘を促します。したがって、水の摂取はこれらの原因による便秘を改善することができます。

便秘に対する水の飲み方

慢性的な便秘の場合、まずは水の摂取量を増やすようにしてください。体内の水分量が増えると、腸の活動は活発になります。

また、便秘にお勧めの水は硬水のミネラルウォーターです。ミネラルウォーターに含まれるマグネシウムは、便に水分を吸収させ、柔らかくする作用があります。そのため、特にマグネシウムを多く含むミネラルウォーターはお勧めです。

水の摂取方としては、起床後にまず一杯の水を飲むようにしてください。起床後の水分摂取は腸を刺激し、排便を促します。さらに、少し水を冷たくしておくとさらに効果が増します。その理由として、自律神経の影響があります。

起床時は、休息するための神経が優位な状態から、興奮させる神経が優位な状態に切り替わります。この自律神経のバランスが切り替わるときは、胃腸の機能が抑制されてしまいます。そこで、冷たい水を飲むことによって抑制された胃腸の働きを活性化させるのです。

以上のように、便秘にはさまざまな病態がありますが、その病態の多くには水が関与しています。そのため、今回述べたような水の種類や飲み方に気をつけることで、あなたの便秘は改善されるかもしれません。