水は美容にも効果的:肌と水の関係性

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水は生物が生きるために必要不可欠なものです。それは、人間の体の約1/3が水分から構成されていることでも明らかです。体内から相当量の水分が失われると、生物は生命を維持できません。

しかし、実はそのような重篤な状態になる前に、体は水分不足のサインを出します。そのサインの一つが肌になります。

赤ちゃんの肌がみずみずしいのは、説明するまでもありません。成人の体内水分量が体重の約60パーセントであるのに対し、赤ちゃんの水分量は約80パーセントとされています。このことからも、肌のみずみずしさには水が関係していることを想像できるかと思います。

今回はこの肌と水の関係性について解説します。

皮膚の構造

皮膚は細胞とそれを結び付けている「コラーゲン」、そしてその間を埋めている「ムコ多糖」とよばれるもので構成されています。

コラーゲンについては多くの人が聞いたことがあるかと思います。これは、細胞同士をつなげている「つなぎ」の役割をしており、コラーゲンが適度な緊張を保つことによって、肌はその形を維持します。もしコラーゲン線維がたるむと、皮膚の構造自体が歪んでしまい、小じわのある肌になってしまいます。

水を保持するムコ多糖

一方、ムコ多糖という言葉は聞きなれないのではないでしょうか。しかし、ムコ多糖はコラーゲンと同等か、もしくはそれ以上に肌にとって重要な役割を実は果たしているのです。このムコ多糖は水を大量に包み込む能力を持っています。例えば、ムコ多糖の代表であるヒアルロン酸は、1グラム当たり6リットルもの水を保持できるとされています。

このことからも想像できるように、皮膚がみずみずしさを保っているのはヒアルロン酸のおかげであり、加齢によってみずみずしさがなくなるのは、ヒアルロン酸の減少によるものです。

つまり、加齢によって水分を保つヒアルロン酸が減少するため、その結果として体内の水分量が減ってしまうということです。それに応じて、ヒアルロン酸を補充するような商品が多く出ています。

ヒアルロン酸は熱に弱く、日常の食事から十分な量を摂取することができないため、化粧品やサプリメントからの補充が必要とされています。ただ、口からのヒアルロン酸の摂取については賛否両論あります。

人の腸は、大きな物質を吸収できないため、基本的に最小限の大きさに分解されたものを吸収します。

ヒアルロン酸はムコ多糖であるため、吸収する際はさらに小さい単糖とよばれる状態まで分解される必要があります。そのため、ヒアルロン酸の口からの摂取は効果がないといわれることが多いです。しかし一方で、ヒアルロン酸を口から摂取した場合でも、皮膚にまで届いているという研究も発表されています。

このように、サプリメントの摂取にはさまざまな意見があります。そのため、サプリメントなどによるヒアルロン酸の摂取に関しては、慎重に考えていく必要があります。

どちらにしても、ヒアルロン酸が体内の水分保持に役立っていることは間違いありません。そのため、ヒアルロン酸が減少すると体内水分量が減ることは事実です。同様に、ヒアルロン酸量が十分であっても水分量が十分でないと、体内の水分量は減ることになります。つまり、肌の若さを保つためには、ヒアルロン酸も重要ですが、それと同じくらい水も重要だということです。

以上の水の重要性は当たり前のことのようですが、意外と忘れられがちです。メディアの影響は大きく、ヒアルロン酸やコラーゲンなど、最もらしい名前のものを取り上げると多くの人がそれらに反応するからです。

もちろん先ほど述べたように、これらヒアルロン酸などの成分も大切です。しかし、もっと基本的な水の重要性というものを理解しておく必要があります。

なお、水を摂取するとはいって何でもいいから水を飲めばいいというわけではありません。必ず良質な水を飲むようにしましょう。

美容にとって良質の水というのは、当然ながら水道水ではなく不純物が含まれていない天然水になります。そこで、例えばウォーターサーバーを活用すれば天然水を安価で飲むことができ、さらには水を業者が家まで運んでくれます。肌の美しさを目指すのであれば、ウォーターサーバーは欠かせない存在です。