体内の水分は肩こりや腰痛にも関係している

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水は生命の維持に必要なものです。人間は水がないと生きることができません。それは、生命の誕生が海の中から起こったことや、水が人間の体の約60パーセントを占めていることからも明らかです。

このように、水は生命維持に関係しますが、実は肩こりや腰痛など、普段からあなたが悩まされているような体の症状にも関係しています。そのため、水の飲み方を変えるだけで、あなたの体の悩みが解消される可能性があります。今回は、肩こり・腰痛と水の摂取との関係性について解説します。

肩こり、腰痛の原因は

現代社会では、多くの人が肩こりや腰痛に悩まされています。日本全体の8割以上の人が、一生のうちに腰痛を一度は患うといわれているくらい、多い症状です。そして、腰痛や肩こりにはさまざまな原因がありますが、これらには共通したメカニズムがあります。それは、血流の低下による酸素不足と老廃物の排泄障害です。

腰痛や肩こりの多くは筋肉から痛みが発せられることで起こります。そして、筋肉は血液によって酸素などの栄養が補充され、また血液によって乳酸などの老廃物が排泄されます。

また、酸素などの必要な栄養が足りない状態では、筋肉は痛みを発することによって、筋肉に栄養が足りていないことを知らせようとします。

さらに乳酸の蓄積は筋収縮を阻害し、二次的に血流障害や筋の過緊張を引き起こし、痛みを増大させます。この大事な役割をしている血流の主な成分は水です。このことからも、痛みと水の関係性が見えてきます。

肩こり、腰痛にお勧めの水

実は水の中でも、肩こりや腰痛の原因の一つである乳酸の分解に効果的な水があります。それは「炭酸水」です。

炭酸水に含まれる重炭酸イオンは、乳酸を中和する作用があります。運動後に炭酸水を飲みたくなるという人がいますが、これは炭酸水が乳酸を中和してくれるという作用があるためです。

また、疲労したときには、神経系の働きを阻害する水素イオンが発生します。炭酸水は、この水素イオンを「体に害のない二酸化炭素と水に変えてくれる」という役割があります。

さらに炭酸水は、血液中の二酸化炭素濃度を高めます。このことによって、体は酸欠状態だと勘違いし、酸素不足を補おうとするため、全身の血流量を増やすような反応が起こります。この反応によって、全身の血の流れが良くなり、筋肉の栄養不足、老廃物の蓄積、冷え症などが改善されます。

そして、炭酸水の中でも、「より硬度が高く、アルカリ性のもの」が特に効果が高いです。硬度が高いということは、カルシウムなどのミネラルが豊富ということです。ミネラルやアルカリ性の水には新陳代謝を高める作用があるため、より血流の流れを良くします。

しかし、一つだけ注意点があります。それは、「ミネラルの多い水は就寝直前に飲むのを避ける」ということです。

この理由は、ミネラルを含む水は、通常の水より消化の際にエネルギーが必要になるためです。したがって、就寝前にこのような水を飲むと、寝ている間も消化活動が行われるため、良質な睡眠が妨げられます。

そのため、ミネラルを多く含む水は日中に飲むことが大切です。

以上のように、水の摂取は腰痛や肩こりなど、普段あなたが悩んでいる症状の改善にも役立ちます。また、飲む水の種類とタイミングを工夫すると、その効果は格段に上がります。この方法は今日から実践できるので、ぜひ試してみてください。