長生きの秘訣は、水の中に含まれるカルシウムにあった

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水が生命維持を行うために必要で、なおかつ体の健康に大きな役割を担っていることはあなたが知っている通りです。つまり、水を適切に摂取すると長生きにつながるといえます。

では、具体的に水は人間の長寿にどのように関係しているのでしょうか。今回はそのことについて解説します。

世界の長寿村

世界には、長生きをする人が多い村、いわゆる長寿村というものがあります。例えば、ネパールの高原に住むフンザ族、中国の広西のチワン族などが挙げられます。長寿村の人々は100歳をゆうに超える人々が多いのですが、実はその要因の一つとして彼らが飲んでいる水が挙げられます。

実は、飲料水と長寿の関係については、昔から指摘されていました。硬水が動脈硬化の抑制に効果があり、脳卒中、心筋梗塞の死亡率を下げることはその代表的な例です。長寿村の人々は、このようなミネラルたっぷりの硬水を日常的に飲んでいるのです。

硬水の働き

カルシウムが骨の健康に大切なことはあなたが知っている通りです。しかし、カルシウムが生命維持にとても深く関わっていることは、あまり知られていないのではないでしょうか。

カルシウムの血液中の濃度が崩れると、体にさまざまな悪影響が表れます。例えば、「酵素の反応が悪くなる」「筋肉の収縮が阻害される」「神経の伝わりが悪くなる」などが例として挙げられます。

そのため、カルシウムを含む硬水は、体に対するさまざまなメカニズムをします。特に血中のカルシウム濃度の変化は、命に関わるような重大な影響を及ぼすため、厳重に管理されています。そしてつまり、血中のカルシウム濃度が多く高くなると、血中から骨に取り込むように調整されています。また、血液中のカルシウムが少なくなると骨から血中に溶け出します。

より専門的な話をすると、血中のカルシウム濃度が高くなることで、血中に多量にあるカルシウムは血管壁に付着します。そのため血管壁は弾力性がなくなり、これが動脈硬化や脳卒中、心筋梗塞などを引き起こす原因になります。

逆に、血中のカルシウム濃度が低くなると、骨から血中にカルシウムが溶け出します。そのため、骨粗鬆症など骨が弱くなるなどの病気を引き起こします。なお、カルシウムには他にも「腸の動きを良くする」「皮膚や粘膜を強くする」「神経に作用し、気持ちを落ち着かせる」などさまざまな作用があります。

カルシウムだけでなく、マグネシウムも大切

カルシウムが大切なことは間違いありませんが、実はカルシウムはマグネシウムとのバランスがとれていることによってその効果を発揮します。

もしカルシウムだけを多量に摂取すると、カルシウムは先に述べたような特徴によって細胞内に蓄積します。骨としてほとんどが存在することからわかる通り、細胞の中で蓄えられるのです。

ただ、血液は細胞外に存在するため、カルシウムの摂取だけでは先程述べたような、血中のカルシウム濃度には影響しないのです。そして、血中にカルシウムを送り出すのを助けているのが、マグネシウムなのです。

また、カルシウムの過剰摂取は細胞内にカルシウムを過剰に蓄積させ、逆に高血圧や脳卒中、心筋梗塞を引き起こしてしまう原因になるのです。そのため、マグネシウムとのバランスを考えてカルシウムを摂取する必要があります。ちなみにこの2つの摂取比率は、「カルシウム:マグネシウム=2:1」が最適とされています。

以上のように、良い水を飲むことは長寿につながります。あなたも普段から摂取している水を変えることによって長寿を目指してみてはいかがでしょうか。