ウォーターサーバーと浄水器の違い:天然水とRO水

5d9d5388e0b3965340134a789519ee89_s

健康のために飲む水に気をつけている人は多いです。水はダイエットや便秘の解消などに対して良い効果があると言われています。しかし、多くの人が気にしているのは、体に対する水のプラス面よりも、水道水の塩素や放射線などの体に対するマイナス面ではないでしょうか。

そのような中で、ウォーターサーバーを取り入れるのか、浄水器を取り入れるのかを悩む人は多いと思います。ウォーターサーバーは値段が高いイメージがあります。一方、浄水器は高価な物を選ばなければ値段は手ごろであるが、その管理が難しいイメージをもっている人が多いようです。

しかし多くの場合それは、あくまでもイメージに過ぎず、明確にウォーターサーバーと浄水器の違いを述べることができる人はほとんどいません。

そこで今回は、ウォーターサーバーと浄水器の違いについて「機能面」と「水の質」という点から述べていきます。

機能面に関して

機能面について述べる前に、多くの人が気になっている、商品の大きさの問題について述べます。これはあなたのイメージ通り、ウォーターサーバーの方が断然大きいです。

そのサーバーの大きさゆえに、家でもそれなりのスペースが必要になります。また、水が入っているボトルの大きさも異なります。浄水器は2~3リットル入る程度のものがほとんどですが、ウォーターサーバーは通常12リットル、小さくても8リットルや4.5リットルになります。

そのため、ウォーターサーバーは浄水器と比較して、サーバーの大きさに加えて、ボトルの保管場所にも家のスペースをとられるというマイナス面があります。

しかしその一方で、機能面に関してウォーターサーバーは、温水を使うことができるなどのプラス面があります。これは必要ない人にはあまり魅力的ではありませんが、乳児のミルクを作る必要がある家庭や、お茶やコーヒーなどの嗜好品をよく飲む家庭ではとても便利な機能です。

また、あまりに冷たい水は体を冷やす作用もあるため、温水を使用することで水の冷たさを抑えることができます。そのため、冷え症の人などにも便利な機能です。

水の質に関して

そして、多くの人が一番気になるのが「水の質」の問題だと思います。ウォーターサーバーと浄水器の水の質に関する一番の違いは、使われている水の違いにあります。ウォーターサーバーに使用される水には、大きくわけて「天然水」と「RO水」の2つがあります。

天然水とは、特定水源より採水された水をろ過、沈殿および加熱殺菌処理のみを行ったものを指します。無駄な処理がされておらず、天然のミネラルを多く含むことが特徴です。

一方でRO水は、採水した水をRO膜と呼ばれる超微細孔のフィルターを通すことによって不純物を除去したものになります。このフィルターは天然水で行われる処理よりも多くの物質を除去しますが、不純物と同時にミネラル分も除去されるため、純水に近い水になります。つまり、きれいな水ではありますが、味も栄養分もほとんど入っていない水ということです。

ウォーターサーバーにおいて、特に天然水に関しては、元々使われている水が厳選された水になります。

それに対して浄水器は、利用される水は水道水です。そして、水道水から不純物を除去することによってきれいな水を出します。しかし、その種類によって除去できる物質やその除去率が異なります。多くの場合、塩素やちょっとした不純物は除去されますが、どうしてもその除去率はウォーターサーバーに劣ります。

つまり、使われる水の質、そしてその処理過程における不純物の除去能力ともにウォーターサーバーの方が優れています。そのため、水の質に関してはウォーターサーバーの方が断然良いと言うことになります。

※RO水の中でも、「RO水を採用しているウォーターサーバー」であれば品質がしっかりしているため問題ありません。

以上のことから、スペースの問題ではウォーターサーバーに比べて浄水器の方が優れているといえます。しかし、その機能や水の質に関してはウォーターサーバーの方が断然優れています。

大切なことは、あなたが一番何を望むかであると思います。もし、体の健康のためを考えているのであれば、質で勝っているウォーターサーバーの方がお勧めです。