メニエール病に対する効果的な治療法

yuusannso

めまいを引き起こす原因として、メニエール病はよく知られている病気です。現在では、めまい患者の半数以上は「良性発作性というめまい症(BPPV)」であることがわかっていますが、昔は「めまいというとメニエール病」という位、メニエール病はめまいの主な原因だと考えられていました。

実際、メニエール病になるとは、ほとんどの人はめまいを引き起こします。しかし、メニエール病は原因不明とされているため、治療法も確立されていないのが現状です。

そのため、多くの人が適切な治療を受けることができずに、メニエール病によって慢性的にめまいという症状に悩まされ続けています。

ただ、さまざまな研究によってメニエール病の原因は明らかになってきています。そうしたことから、メニエール病の多くは、適切な処置を行うことで治すことができるようになっています。

そこで今回は、「メニエール病に対する効果的な治療法」について解説します。

生活習慣を整える

メニエール病は、平衡感覚を司る「内耳(ないじ)」にトラブルが起こることで発症します。そして、内耳に問題を引き起こすのは、生活習慣の乱れやストレスから起こる、「脳の異常な活動」です。

そのため、メニエール病の治療では、こうした脳の異常を引き起こさないように、生活習慣を整えたりストレスを減らしたりすることが重要になります

そして、生活習慣を整えるためには、生活環境を調整することが欠かせません。生活習慣が乱れている人の多くは、その人を取り巻く生活環境に問題があることが少なくありません。

例えば、睡眠不足という生活習慣の問題は、メニエール病を引き起こす大きな要因となります。そして、そうした睡眠不足は、過剰な労働が原因であることが少なくありません。

このように、労働環境の問題によって長期的な睡眠不足が続いた結果、脳の異常な活動が引き起こされてメニエール病が発症します。

こうした場合には、メニエール病を治すために、問題となっている「労働環境」を調整することが欠かせません。そのため、一時的に仕事を休まなければいけないようなケースもあります。

睡眠不足以外にも、メニエール病の原因となる脳の異常な活動を引き起こす生活習慣には、以下のようなものが挙げられます。

・食生活の不摂生

・運動不足

以上のように、メニエール病を引き起こす原因の1つには、生活習慣の乱れがあります。そのため、メニエール病を治すためには、生活習慣を整えることが大切になります。

有酸素運動

メニエール病を引き起こす原因として、ストレスはよく知られているものの1つです。

実際に、ストレスは脳の異常な活動を誘発するため、メニエール病を発症させる大きな要因の1つであるといえます。

ただ、メニエール病が発症したら「ストレスが全くない生活」を送らなければいけないということではありません。そもそも、そのようなストレスが全くないような生活をすることは不可能です。

また、中には、あまりにストレスが強すぎるために、会社を辞めたり、転職したりして、環境を調整することが必要な人もいますが、そのように環境を整えることができない人もいます。そうした場合には、ストレスに対する耐性を高めたり、ストレスを発散したりすることが重要になります。

そこで有効になるのが、「有酸素運動」です。有酸素運動とは、ウォーキングやジョギングなど、あまり負荷が強くなく、長時間継続して行えるような運動を指します。

有酸素運動自体にリラックス作用があるため、有酸素運動にはストレスを軽減させる効果も期待できます。また有酸素運動では、心肺機能の強化が図れます。そして、心肺機能が向上すると、ストレス耐性も伴って高くなることがわかっています。

このように、有酸素運動を行うことは、ストレスを軽減させるだけではなく、ストレスに対する耐性を高める効果があります。

こうした理由から、メニエール病の治療として有酸素運動は非常に効果が高いものだといえます。

具体的には、1回1時間程度の有酸素運動を週に3回程行うことをお勧めします。また、あくまで有酸素運動であるため、翌日に疲労感が残らない運動量に抑えることが大切です。

今回述べたように、メニエール病の原因である「脳の異常な活動」という問題を解消するためには、「生活習慣を整えること」「有酸素運動を行うこと」が重要です。

このように、「メニエール病の治療で大切なことは、あなた自身が行えることがほとんどである」ということを理解しておいてください。