頭痛とアレルギーの関係性:牛乳が頭痛の原因になる

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頭痛は、日本人の多くが悩まされている問題です。ただ、頭痛を持っている人のほとんどは適切な治療を受けていません。具体的には、大半の人は放置しておくか市販薬(OTC)を使用して一時的に症状を抑えるような対処をしています。

これは、頭痛を持っていることが「当たり前」という状態になっていることが原因です。

頭痛に限らず、長年体の不調を抱えていると、その状態がベースになってしまいます。そのため、たとえ頭痛などの症状があっても気にしなくなります。

しかし、そうした状態を放置しておくと、後々痛みが強くなるなど、問題が悪化する可能性が高いです。

そのため、頭痛という症状を持っている人は、正しい知識を持って適切な対処を行うことが大切です。そうすることで、頭痛を解消することができます。

そこで今回は、「頭痛とアレルギーの関係性」について解説します。

アレルギーと頭痛の関係性

アレルギーというと、一般的には「花粉症」や「アトピー」などを思い浮かべる人が多いです。しかし実際には、アレルギー症状の1つとして頭痛が出現することもあります。

アレルギーとは、簡単にいうと「体に異物が入った際に免疫反応が過剰に起こった状態」のことをいいます。

通常人の体には、異物が体内へ入ると、それを体外へ追い出す反応が起こります。例えば、体内にウイルスが入った場合には、体の免疫機能を司る白血球が、ウイルスを除去します。その結果、ウイルスは繁殖することなく消滅します。

このように人の体では、もし異物が進入したとしても、それを体内に留まらせないようにする反応が起こります。こうした、体の防衛作用を「免疫反応」といいます。

そして、免疫反応は生命を維持していく上で欠かせない機能です。ただ、免疫反応が過剰に起こってしまうと、「アレルギー」と呼ばれる状態になってしまいます。

アレルギーは、体の免疫機能が働きすぎているために起こる現象です。異物に対して体が過剰に反応してしまい、その結果としてさまざまな症状が出現します。

例えば、花粉症は、花粉に対して体が過剰に反応するために起こることです。花粉に対してアレルギーを起こすと、花粉が体内へ少しでも入ろうとすると、体は鼻水を大量に出したり、くしゃみを起こしたりすることで花粉を体外へ追い出そうとします。

また、こうしたアレルギーの原因となるものの1つに食べ物があります。ある食品に対して体が過剰に拒否反応を示すと、アレルギー反応が引き起こされます。

そして、食物に対するアレルギー反応として頭痛が出現する人が多くいます。

ただ、こうしたアレルギー反応による頭痛は、アレルギー検査などをしても見つからないことが少なくありません。そのため、多くの人は、アレルギーによる頭痛を見逃しています。

そうしたアレルギーによる頭痛を見つけるためには、「頭痛が起こる前に何か特定の食品を食べていないか?」ということを、あなた自身が確認することが大切です。

もしあなたの頭痛が、ある食品に対するアレルギー症状であれば、「○○を食べた後に頭痛が起こる」もしくは、「○○を食べると頭痛が強くなる」などによって「頭痛を招いている食品」が見つかるはずです。そして、そうした食べ物を控えることで、頭痛が軽くなります。

牛乳と頭痛の関係性

頭痛を引き起こす原因の1つに、食物アレルギーがあります。病院の検査で見つからなくても、ある食品に対する過剰な免疫反応によって頭痛が起こっていることは多々あります。

そして、そうしたアレルギー性頭痛を引き起こす食品の1つに「牛乳」があります。

牛乳というと、一般的には「体に良い食品」という認識があります。しかし実際には、牛乳に対するアレルギー反応が原因で頭痛を引き起こしている人が多くいます。

牛乳には、「カゼイン」と呼ばれるたんぱく質が含まれています。カゼインは、体にとっては異物になります。そのため、カゼインが体内へ侵入すると、アレルギーを起こす原因になります。

そして、牛乳に含まれるカゼインが原因でアレルギー反応が起こり、頭痛を発症している人が多くいます。

そのため、頭痛を持っており「乳製品を毎日摂っている」「牛乳を飲んだ後に頭痛が起こる」という人は、アレルギー性の頭痛を疑う必要があります。そして、一度乳製品を止めて、頭痛がどのように変化するかを確かめてください。

このように、一般的に健康に良いと去れる食品が頭痛の原因となっている可能性があることを知っておいてください。

今回述べたように、あなたが悩まされている頭痛は、普段食べている食品が原因である可能性があります。特に、頭痛持ちの人で「毎日○○を食べている」「○○を食べると調子が悪いような気がする」という人は、アレルギーから頭痛が起こっている可能性があります。

そうした場合には、病院で検査しても見つからないことが多いです。そのため、あなた自身でアレルギーの原因となる食品を見つけて避けることが大切です。