群発頭痛を発症しやすいタイプと悪化因子

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頭痛はタイプ別にいくつかに分類されますが、その中の1つに「群発頭痛」があります。群発頭痛は、痛みが出る期間とそうでない時期を繰り返すような頭痛であり、さらに、片頭痛や緊張型頭痛などと比較して痛みが激しいことが特徴です。

また、群発頭痛と片頭痛は見分けることが難しく、誤って診断されることが少なくありません。

ただ、この2つは原因が異なるため、誤って診断をしてしまうと、治療を行っても症状が治りません。そのため、しっかりとそれぞれの特徴を理解した上で、片頭痛と群発頭痛を見分けることが大切です。

そうすることで、医者に適切な情報を与えることができるようになるだけでなく、あなた自身で対処することができるようになります。

そこで今回は、「群発頭痛を発症しやすいタイプと悪化因子」について解説します。

群発頭痛を発症しやすいタイプ

頭痛に限らず、病気には発症しやすいタイプがあります。そうしたタイプを理解しておくことで、病気の予防や症状の軽減を図ることができるようになります。

そして、群発頭痛にも発症しやすいタイプがあります。

頭痛は全般的に女性が持ちやすい症状ですが、群発頭痛は圧倒的に男性の方が罹患(りかん)している人が多いです。割合としては「男性:女性=7~10:1」だといわれています。また、20~30代と若い男性に発症しやすい病気です。

さらにそうした中でも、仕事をバリバリして仕事後は毎日飲み会、休みの日はゴルフや旅行といったように精力的な人がかかりやすい病気です。

つまり、群発頭痛はいわゆる「草食男子」ではなく「肉食男子」と呼ばれる人たちに多く発症するといえます。また、女性の中にも「肉食女子」と呼ばれるような人たちには、群発頭痛が頻発しやすいともいわれています。

このように、群発頭痛は常に頭をフル回転させているような人がなりやすい病気です。

以下に、群発頭痛を発症しやすい人の特徴をまとめます。

・仕事をバリバリこなす

・酒豪

・エネルギッシュ

・ヘビースモーカー

・女好き

とくに、アルコール摂取や喫煙、遊びすぎによる睡眠不足は、群発頭痛を引き起こす原因になるといわれています。

群発頭痛の悪化因子

群発頭痛は、エネルギッシュな若い男性に発症しやすい病気です。そして、当然ながらそうしたことに関係するアルコールや喫煙、夜更かしなどは群発頭痛を悪化させる要因になります。

また、群発頭痛の原因は、「体内時計」の崩れにあるとされています。体内時計は、体内にある約24時間のリズムを作る仕組みです。人が朝起きて夜寝たり、1日3回規則的にお腹が空いてご飯を食べたりするのは、体内時計の働きによるものです。

群発頭痛は、こうした体内時計が乱れることで発症します。そのため、体内時計が崩れやすい季節の変わり目や仕事が忙しい時期、飲み会続きで生活リズムがバラバラになっているときなどに悪化します。

その他にも、以下のようなものは、群発頭痛を悪化させる要因だといえます。

・食事の不摂生

・運動不足

・ストレス

・アルコール、喫煙、寝不足

そして群発頭痛は、疼痛発生時期以外では、基本的に強い症状が出現しません。その一方で、「群発期」と呼ばれる「頭痛が毎日のように出る期間」では、ちょっとしたことで痛みが悪化するため注意が必要です。

そのため群発期には、特に悪化因子を避けるように注意することが大切です。

また、群発頭痛を持っている人の多くは、群発期に入る前にはいくつかの共通した症状が出現します

例えば、「寝つきが悪い」「夜中に目が覚める」「朝起きたら目の周りが赤く腫れている」といった症状は、群発期に入る前兆だといえます。そしてそうした予兆は、群発期の1~2週間前から少しずつ現れます。

そのため、そうした前兆が出現した場合には、できるだけ生活習慣を整えて、群発頭痛の悪化因子となるものを除去することが大切です。そうすることで、群発期に起こる頭痛を軽くすることができます。

今回述べたように、群発頭痛は生活習慣の乱れが原因で発症します。そうしたことから、睡眠不足や食べ過ぎ、運動不足などは、頭痛を悪化させる大きな要因になります。

また群発頭痛で群発期に入る前には、「寝つきが悪い」「朝に目が腫れている」などの予兆が起こります。群発期に起こる頭痛を少しでも軽くするためにも、そうした前兆が認められた場合には、特に生活習慣を整えるように意識することが大切です。